特許
J-GLOBAL ID:200903079356017618
エンジン排気ガス中の粒状物の質量、粒径、個数のリアルタイム測定装置および方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯田 伸行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-553432
公開番号(公開出願番号):特表2006-506640
出願日: 2003年10月02日
公開日(公表日): 2006年02月23日
要約:
【構成】 エンジン排気ガスにおける粒状物の固体粒子の質量、粒径および個数をリアルタイムで測定する装置である。この測定装置は、粒状物の少なくとも約90%の揮発性成分を除去し、粒状物の固体成分の少なくとも約95%を通過させる触媒ストリッパーを有し、かつ触媒ストリッパーを通過した後で、粒径測定兼個数カウンター装置に送る前に、試験媒体を冷却する微小希釈トンネルを有する。本発明の測定方法では、サンプル試験流れの粒状物の揮発性成分を除去し、揮発性成分除去後のサンプルと揮発性成分が除去されていない第2サンプルと比較する。これら2つのサンプル間の差が試験排気ガスの揮発性成分の液相を表す。
請求項(抜粋):
内燃機関から排出される排気ガス中の粒状物である粒子の質量、粒径および個数をリアルタイムで測定する方法において、
所定の運転モード時所定の時間にわたって内燃機関から排気ガスを排出し、このさい排出された排気ガスに含まれる粒状物の揮発性成分を、未燃焼燃料、部分燃焼燃料、未燃焼潤滑油、部分燃焼潤滑油およびイオウ化合物からなる気相に主に設定するとともに、固体成分を炭素および無機灰分の粒子からなるものとし、
上記の所定の時間にわたって排出された排気ガスの第1サンプルを連続的に回収し、
排気ガスを触媒ストリッパー装置に第1サンプルを送って第1サンプルから揮発性成分の少なくとも約90%を除去するとともに、第1サンプルの固体成分の少なくとも約95%を触媒ストリッパー装置を通過させ、
排気ガスの第1サンプルを約25°C〜約52°Cの温度に冷却し、
上記の所定の時間にわたって排気ガスの冷却された第1サンプルの代表的な部分に含まれる粒状物の粒径および個数を測定し、このさい粒状物の測定された粒径および個数が、上記の定の時間にわたって内燃機関から排出された粒状物の固体成分である粒子の分布を表すものとし、
上記の所定の時間にわたって排気ガスの第1サンプルから粒状物を回収し、そして
第1サンプルの回収された粒状物の質量を測定し、このさい測定された質量が、上記の所定の時間にわたって内燃機関から排出された固体成分粒状物の全質量を表すものとすることを特徴とする測定方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (18件):
2G052AA02
, 2G052AC20
, 2G052AD04
, 2G052AD55
, 2G052BA14
, 2G052BA22
, 2G052CA02
, 2G052CA03
, 2G052CA12
, 2G052CA35
, 2G052EA03
, 2G052EB11
, 2G052EB13
, 2G052FB03
, 2G052FD01
, 2G052GA08
, 2G052GA09
, 2G052HA17
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (7件)
-
排ガス中のPM測定装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-180636
出願人:株式会社堀場製作所
-
特公平4-026416
-
特許第3261453号
-
特許第2799391号
-
特開昭60-213846
-
特開昭60-097240
-
揮発損失を内部で補正する粒子質量差モニター
公報種別:公表公報
出願番号:特願2000-597616
出願人:ラプレットアンドパタシュニックカンパニー,インコーポレーテッド
全件表示
前のページに戻る