特許
J-GLOBAL ID:200903079383193606

蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-349082
公開番号(公開出願番号):特開2002-147266
出願日: 2000年11月16日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 指令噴射圧力が変化する際の、指令噴射圧力に対する実コモンレール圧力の追従遅れを要因とするディーゼルエンジンの排気ガス中の黒煙濃度の増加を抑制することのできるコモンレール式燃料噴射装置を提供する。【解決手段】 アクセル開度:ACCPとエンジン回転速度:NEが変化する過渡時、つまり高圧供給ポンプの吐出量を指令するための指令噴射圧力:PFINに対する実コモンレール圧力:PCの追従遅れ時には、実コモンレール圧力:PCとエンジン回転速度:NEを制御パラメータとした2次元マップ42により算出されるガード噴射量:Qguard以下に、インジェクタの開弁期間(通電期間)を指令するための指令噴射量:QFINを制限することで、コモンレールから消費される燃料量を減少でき、その燃料量の減少分だけ指令噴射圧力:PFINに対する実コモンレール圧力:PCの追従性および応答性を向上できる。
請求項(抜粋):
(a)加圧した高圧燃料を吐出する高圧供給ポンプと、(b)この高圧供給ポンプより吐出された高圧燃料を蓄圧するコモンレールと、(c)このコモンレール内に蓄圧された高圧燃料をエンジンに噴射供給するインジェクタと、(d)エンジン回転速度を検出する回転速度検出手段と、(e)エンジン負荷を検出するエンジン負荷検出手段と、(f)エンジンへの噴射圧力を検出する噴射圧力検出手段と、(g)前記回転速度検出手段にて検出されたエンジン回転速度と前記エンジン負荷検出手段にて検出されたエンジン負荷との制御パラメータにより指令噴射量を算出する指令噴射量演算手段、およびこの指令噴射量演算手段にて算出された指令噴射量と前記回転速度検出手段にて検出されたエンジン回転速度との制御パラメータにより指令噴射圧力を算出する指令噴射圧力演算手段を有し、この指令噴射圧力演算手段により算出された指令噴射圧力に応じて前記高圧供給ポンプを制御すると共に、前記指令噴射量演算手段にて算出された指令噴射量に応じて前記インジェクタを制御する燃料噴射制御装置とを備え、前記燃料噴射制御装置は、過渡時の指令噴射量を、前記噴射圧力検出手段にて検出された検出噴射圧力と前記回転速度検出手段にて検出されたエンジン回転速度との制御パラメータにより算出されるガード噴射量以下に制限することを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (5件):
F02D 41/04 380 ,  F02D 41/04 385 ,  F02D 41/38 ,  F02D 41/40 ,  F02M 47/00
FI (6件):
F02D 41/04 380 B ,  F02D 41/04 385 B ,  F02D 41/38 C ,  F02D 41/40 D ,  F02D 41/40 F ,  F02M 47/00 E
Fターム (44件):
3G066AA07 ,  3G066AB02 ,  3G066AC09 ,  3G066BA19 ,  3G066BA24 ,  3G066BA25 ,  3G066CC06U ,  3G066CD26 ,  3G066CE22 ,  3G066DA01 ,  3G066DA04 ,  3G066DB16 ,  3G066DC01 ,  3G066DC04 ,  3G066DC09 ,  3G066DC14 ,  3G066DC15 ,  3G066DC18 ,  3G066DC22 ,  3G301HA02 ,  3G301JA03 ,  3G301JA24 ,  3G301JA25 ,  3G301KA11 ,  3G301LB11 ,  3G301LC01 ,  3G301MA11 ,  3G301MA15 ,  3G301MA18 ,  3G301NC02 ,  3G301NE01 ,  3G301NE06 ,  3G301NE11 ,  3G301NE12 ,  3G301NE17 ,  3G301PA09A ,  3G301PA10A ,  3G301PA17A ,  3G301PB01A ,  3G301PB08A ,  3G301PE01A ,  3G301PE03A ,  3G301PE08A ,  3G301PF03A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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