特許
J-GLOBAL ID:200903079387891944
ガス検出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西村 教光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-240623
公開番号(公開出願番号):特開平10-090170
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 中途位置のセンサ部が破損しても他のセンサ部に影響を与えず、簡単な構成で高感度のガス検出が行える。【解決手段】 被測定ガスの吸収波長にロックしたパルス光が光源1から幹線光ファイバ2を経て1段目の光学手段3A1 に出射される。各光学手段3Aでは、入射光を分離し、一方の分離光を幹線光ファイバ2を介して後段の光学手段3Aに出射し、他方の分離光を支線光ファイバ4を介してガス検出センサ5に出射する。ガス検出センサ5は、光学手段3Aからの分離光を受け、近傍に存在するガスの濃度に応じて通過光を損失させて出射させる。ガス検出センサ5の出射光の一部は、反射手段6により反射されて再びガス検出センサ5に入射し、更に損失した光が光学手段3Aに入射する。検出部7は各光学手段3Aを経由して反射される戻り光に基づいて各ガス検出センサ5の位置に対応した被測定ガスの濃度を検出する。
請求項(抜粋):
被測定ガスの吸収波長に対応した所定パルスの出射光を幹線光ファイバ(2)に出射する光源(1)と、前記幹線光ファイバのそれぞれ異なる位置に設けられ、前記出射光を分離し、分離された光の一方を幹線光ファイバに出射し、他方を支線光ファイバ(4)に出射するとともに、該支線光ファイバから戻ってくる光と前記幹線光ファイバから戻ってくる光とを結合して戻り光として出射する複数の光学手段(3)と、前記支線光ファイバに備えられ、かつ該光学手段によって分離された光の一方を受けて近傍に存在するガスの濃度に応じて通過光を損失させて出射させるガス検出センサ(5)と、該ガス検出センサが出射した光の少なくとも一部を反射させることにより、前記ガス検出センサを再び経由させ、反射された光を前記ガス検出センサにより再び損失させて前記光学手段に入射する反射手段(6)と、前記戻り光に基づいてそれぞれ異なる位置に対応して被測定ガスの濃度を検出する検出部(7)とを備えたことを特徴とするガス検出装置。
引用特許:
前のページに戻る