特許
J-GLOBAL ID:200903079390536349

アンモ酸化反応による不飽和ニトリルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-216530
公開番号(公開出願番号):特開平11-209331
出願日: 1998年07月16日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【解決手段】 プロパンまたはイソブタンのアンモ酸化反応により対応する不飽和ニトリルを製造するに際して、触媒の昇温を行うに当たり、触媒の温度が300°C以上においては、分子状酸素含有ガスに加えて燃焼性ガスを反応器に供給しながら触媒の昇温を行い、次に、アンモ酸化原料ガスに切り替えて不飽和ニトリルを製造する方法。【効果】 触媒の性能低下が抑制され、不飽和ニトリルを高い収率で得ることができる。
請求項(抜粋):
担体に担持され、モリブデン、バナジウム、ニオブに加えてテルルまたはアンチモンから選ばれる1種以上の元素を含む酸化物からなる触媒を用い、流動床反応器において380〜500°Cの温度でプロパンまたはイソブタンのアンモ酸化反応により対応する不飽和ニトリルを製造するに際して、(1)300°Cからアンモ酸化反応を実施する温度未満までの温度に予熱された触媒を流動床反応器に準備し、(2)流動床反応器の予熱された触媒に分子状酸素含有ガスと、触媒の存在下、分子状酸素と反応して燃焼する燃焼性ガスを供給しながら、触媒をアンモ酸化反応を行う温度に到達するまで昇温させ、(3)触媒の温度がアンモ酸化反応を行う温度に到達した時に、流動床反応器へ供給している燃焼性ガスと分子状酸素含有ガスを、プロパンまたはイソブタン、アンモニアおよび分子状酸素を含むアンモ酸化反応原料ガスに切り替える、ことにより行うことを特徴とする不飽和ニトリルの製造方法。
IPC (8件):
C07C253/24 ,  B01J 23/18 ,  B01J 23/20 ,  B01J 23/22 ,  B01J 23/28 ,  B01J 27/057 ,  C07C255/07 ,  C07B 61/00 300
FI (8件):
C07C253/24 ,  B01J 23/18 X ,  B01J 23/20 X ,  B01J 23/22 X ,  B01J 23/28 X ,  B01J 27/057 X ,  C07C255/07 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (7件)
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