特許
J-GLOBAL ID:200903079406639798
ボルト接合部の制振構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
一色 健輔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-099132
公開番号(公開出願番号):特開2000-291712
出願日: 1999年04月06日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】 一つの面内におけるどの方向からの外力に対しても同等な制振効果を得ることができるボルト接合部の制振構造を提供する。【解決手段】 一方の鉄骨部材から突設した外板10,12と、他方の鉄骨部材から突設した中板14とを互いに重合するとともに、高力ボルト16を貫通してナット18締めしてボルトの軸力Nを発生させる。中板のボルト挿通孔14aを、外板10,12および中板14が相互にそれらの板面に沿って縦横に移動可能に形成する。外板10,12と中板14の両面との間に、複合摩擦材料で形成される摩擦板22を介在する。摩擦板22を、熱硬化型樹脂を結合材として、繊維材料と、摩擦調整材と、充填剤とからなる複合摩擦材料で形成する。さらに、外板10,12と摩擦板22と中板とを押圧する付勢手段として皿ばね30を設け、摩擦力の安定を図る。
請求項(抜粋):
互いに接合しようとする2つの鉄骨部材のうち、一方の鉄骨部材から第1圧接板を、かつ、他方の鉄骨部材から第2圧接板をそれぞれ一体に突設し、これら第1,第2圧接板を互いに重合するとともに、両圧接板間に相対移動を可能にしてボルト軸力を付加し、両圧接板間に入力される所定値以上の振動変位力により、これら両者の相対移動が許容され、このときに発生する摩擦抵抗力によって、上記2つの鉄骨部材間を制振するようにしたボルト接合部の制振構造において、上記第1圧接板をボルト軸力の作用方向に対峙する一対の外板で形成するとともに、上記第2圧接板を上記一対の外板間に挟み込まれる中板で形成し、該中板のボルト挿通孔を、上記外板および上記中板が相互にそれらの板面に沿って縦横に移動可能に形成したことを特徴とするボルト接合部の制振構造。
IPC (5件):
F16F 7/08
, E04B 1/18
, E04B 1/24
, F16F 15/02
, F16B 43/00
FI (5件):
F16F 7/08
, E04B 1/18 G
, E04B 1/24 N
, F16F 15/02 E
, F16B 43/00 Z
Fターム (14件):
3J034BA08
, 3J048AA02
, 3J048AC01
, 3J048BC05
, 3J048BD01
, 3J048BE12
, 3J048DA03
, 3J066AA26
, 3J066BA01
, 3J066BB01
, 3J066BB04
, 3J066BC03
, 3J066BD05
, 3J066BE05
引用特許:
審査官引用 (11件)
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制振力制限付き制振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-128806
出願人:清水建設株式会社
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皿ばね式摩擦ダンパを用いた制振構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-188450
出願人:株式会社大林組
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免振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-075342
出願人:株式会社大林組
-
周期的エネルギーの吸収装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-236648
出願人:株式会社竹中工務店, 旭テック株式会社
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非石綿系摩擦材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-167253
出願人:曙ブレーキ工業株式会社
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摩擦材組成物及び該摩擦材組成物を用いた摩擦材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-146358
出願人:日立化成工業株式会社
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乗用車用ディスクパッド材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-067982
出願人:三菱マテリアル株式会社
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摩擦材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-002922
出願人:本田技研工業株式会社, 日信工業株式会社
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摩擦材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-237922
出願人:日清紡績株式会社
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特開平2-210172
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摩擦ダンパー装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-020887
出願人:新日本製鐵株式会社
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