特許
J-GLOBAL ID:200903079413143870

高圧噴射攪拌工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-137607
公開番号(公開出願番号):特開平10-311024
出願日: 1997年05月13日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 削孔ビットによる機械的な切削を可能にすると共に、グラウトの無駄な消費を抑える。【解決手段】 側壁に二重ノズル24を設けると共に、先端に傾斜ノズル41を有する削孔ビット26を設けた注入ロッド1を回転下降させ、先ず注入ロッド1内の第1の流路aを通じて二重ノズル24および傾斜ノズル41から低圧水を噴射させながら削孔ビット26により削孔を行い、計画造成域上限まで削孔したら、前記低圧水を超高圧水に切換えると共に、第2の流路bに圧縮空気を送って、二重ノズル24から空気を伴った超高圧水を、傾斜ノズル41から超高圧水をそれぞれ噴射させながら地盤の切削攪拌を行い、計画造成域下限までの切削攪拌を終えたら、超高圧水を高圧グラウトに切換え、二重ノズル24および傾斜ノズル41からグラウトを噴射させながら注入ロッド1を回転上昇させて、改良柱を造成する。
請求項(抜粋):
第1および第2の流路を内部に有するロッド本体に注入ヘッドを接続して成り、前記注入ヘッドは、その側壁に前記第1および第2の流路にそれぞれ連通する噴射孔を重合させた二重ノズルを有すると共に、その先端に前記第1の流路に連通しかつ軸線に対して傾斜する傾斜ノズルを内蔵した削孔ビットを有する注入ロッドを用意し、始めに前記第1の流路に比較的低圧の水を圧送して、前記二重ノズルおよび傾斜ノズルから水を低圧噴射させながら、前記注入ロッドを地盤中に回転下降させて前記削孔ビットによる削孔を行い、注入ヘッドが計画改良域上限まで到達したら、前記第1の流路に比較的高圧の水を圧送すると同時に、前記第2の流路に圧縮空気を圧送して、前記二重ノズルから水と空気との混合流体を、前記傾斜ノズルから水をそれぞれ高圧噴射させて地盤を切削攪拌し、注入ヘッドが計画改良域下限まで到達したら、前記第1の流路に圧送していた高圧の水を高圧のグラウトに切替えると共に、前記第2の流路に圧送する圧縮空気を調整して、前記二重ノズルおよび傾斜ノズルからグラウトを高圧噴射させながら、注入ロッドを回転上昇させて計画改良域に改良柱を造成することを特徴とするジェットグラウト工法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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