特許
J-GLOBAL ID:200903079436198907
音声符号化伝送方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-150792
公開番号(公開出願番号):特開平10-341162
出願日: 1997年06月09日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 受信側の周囲の騒音特性や聴取者の聴力特性を考慮し、符号化音声の再生品質又は符号化効率を向上させること。【解決手段】 送信側はステップS1で受信側の周囲騒音環境を知るために、受信側の周囲のスペクトル情報の転送を要求する。受信側は周囲騒音に関する周波数特性等を測定し、得られた情報を送信側に転送する。送信側はステップS2で受信側の聴取者の聴力特性に関する情報の転送を要求し、その情報を取得する。ステップS3では入力信号のスペクトル包絡をフレーム単位で求め、受信側から得られた周囲騒音スペクトルの包絡をこれに付加し、ステップS4で同時マスキング効果によるマスキング閾値を決定する。以上で求められたマスキング閾値と入力信号のスペクトル包絡とを用いて、適応的にビット割当量を変更する。
請求項(抜粋):
受信側の聴取条件に基づいて聴感上の再生品質を補償する音声符号化伝送方法であって、聴取者の周囲における騒音特性に関する騒音スペクトル情報を通信手段を介して入手するか又は推定し、前記聴取者の聴力特性に関する聴力情報を通信手段を介して入手するか又は推定し、符号化伝送すべき音声信号のスペクトル包絡を求め、同時マスキング効果によって前記スペクトル包絡に関するマスキング閾値を、前記騒音スペクトル情報及び前記聴力情報に基づいて補正し、得られた新しいマスキング閾値を基に各周波数帯域に対するビット割当量の配分を減少するよう調整し、調整されたビット割当量に基づいて各周波数帯域信号に対して所定の符号化アルゴリズムで符号化を行い、伝送することを特徴とする音声符号化伝送方法。
IPC (4件):
H03M 7/30
, G10L 7/04
, G10L 9/00
, H04B 1/66
FI (4件):
H03M 7/30 A
, G10L 7/04 G
, G10L 9/00 F
, H04B 1/66
引用特許:
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