特許
J-GLOBAL ID:200903079446355679

亜鉛浸出残渣の湿式処理法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿仁屋 節雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-209732
公開番号(公開出願番号):特開2002-030355
出願日: 2000年07月11日
公開日(公表日): 2002年01月31日
要約:
【要約】【課題】 湿式亜鉛製錬の亜鉛残渣処理をヘマタイトプロセスで行なう場合に生ずるヘマタイトに所定以上の不純物が含まれないようにして回収可能にするとともに、鉄以外の金、銀、銅もしくは鉛等の有価金属も効果的に分離・回収することを可能にする。【解決手段】 第1段中和工程で主として石膏を除いた後に、第2段中和工程の前に、第1段脱砒工程を設けて砒素を除くようにしたことにより、脱鉄工程で回収される酸化鉄を主とする固形物中に所定以上の不純物が含まれないようにした。
請求項(抜粋):
湿式亜鉛製錬で得られる亜鉛浸出残渣から金、銀、銅、鉄もしくは鉛等の有価金属を分離回収する亜鉛浸出残渣の湿式処理法であって、前記亜鉛浸出残渣に湿式亜鉛製錬における電解尾液を加えてパルプ状にした後に還元雰囲気で浸出して固液分離し、鉛及び銀を主成分に含む固形分とその他の成分を含む浸出液とに分離する浸出工程と、前記浸出工程で得られた浸出液に炭酸カルシウムを加え、該浸出液中の遊離硫酸を中和して固液分離し、石膏を主成分とする固形分とその他の成分を含む液とに分離する第1段中和工程と、前記第1段中和工程で得られた中和液に亜鉛末を加えて固液分離し、銅及び砒素を砒化銅として主に含む固形分とその他の成分を含む液とに分離する第1段脱砒工程と、前記第1段脱砒工程で砒化銅を分離した後の液に炭酸カルシウムを加えながらpHをさらにあげて固液分離し、アルミニウムを主成分とする固形分とその他の成分を含む液とに分離する第2段中和工程と、前記第2段中和工程でアルミニウムを分離した後の液を、ヘマタイト生成温度領域で鉄を酸化しながら加水分解した後に固形分離し、鉄をヘマタイトとして含む固形分と亜鉛を含む液とに分離する脱鉄工程とを有する亜鉛浸出残渣の湿式処理法。
IPC (8件):
C22B 7/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C22B 3/44 ,  C22B 11/00 ,  C22B 13/00 ,  C22B 15/00 ,  C01G 49/06
FI (9件):
C22B 7/00 J ,  C01G 49/06 A ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 304 J ,  C22B 3/00 T ,  C22B 3/00 P ,  C22B 11/04 ,  C22B 13/04 ,  C22B 15/12
Fターム (23件):
4D004AA16 ,  4D004AB03 ,  4D004AC05 ,  4D004BA02 ,  4D004CA13 ,  4D004CA35 ,  4D004CA37 ,  4D004CA41 ,  4D004CC01 ,  4D004CC11 ,  4G002AA03 ,  4G002AB02 ,  4G002AC03 ,  4G002AE05 ,  4K001AA01 ,  4K001AA04 ,  4K001AA09 ,  4K001AA10 ,  4K001AA20 ,  4K001BA16 ,  4K001DB03 ,  4K001DB17 ,  4K001DB23
引用特許:
審査官引用 (3件)

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