特許
J-GLOBAL ID:200903079463174610

真円度測定機の傾き補正方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-167903
公開番号(公開出願番号):特開平6-011337
出願日: 1992年06月25日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 被測定物の傾きの補正を作業熟練者以外の作業者でも容易に行うことができる。【構成】 CPU39は、ワーク60の2点を結んだ直線を算出し、この直線のオフセット量と傾き量を算出する。そして、算出されたオフセット量、及び傾き量はディスプレイ72に表示される。作業者は表示されたオフセット量、及び傾き量を見ながら、X軸調整ツマミ26及びY軸調整ツマミを操作して回転テーブル26をX、Y軸方向に移動してオフセット量を零にして、さらに、チルチング調整ツマミ32を操作して回転テーブル26をX、Y軸方向にチルト移動して、傾き量を零にする。このように、作業者は表示されたオフセット量、及び傾き量を見ながら、オフセット量及び傾き量を零に補正することができるので、一回の傾き量の補正で、被測定物を回転テーブルの回転中心と平行に位置決めすることができる。
請求項(抜粋):
被測定物の少なくとも2箇所の測定点を測定して、それぞれの測定点の測定値に基づいて2箇所の測定点を結んだ直線を求める工程と、回転テーブル回転中心から前記直線のオフセット点までのオフセット量を求めると共に、前記直線のオフセット点から前記2箇所の測定点の一方の測定点までの傾き量を求める工程と、前記求められたオフセット量、及び傾き量を表示する工程と、該表示されたオフセット量に基づいて、回転テーブルをX、Y軸方向に移動して前記直線のオフセット点を前記回転テーブル回転中心に一致させる工程と、前記表示された傾き量に基づいて、前記回転テーブルをX、Y軸方向にチルト移動して、前記回転テーブル回転中心と直線とを一致させる工程と、を備えたことを特徴とする真円度測定機の傾き補正方法。
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭51-134148
  • 特開昭63-111616
  • 特開昭57-000510
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