特許
J-GLOBAL ID:200903079506914508

扉閉鎖順位調整器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-334425
公開番号(公開出願番号):特開平11-166340
出願日: 1997年12月04日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】本発明は、観音式扉の扉閉鎖順位調整器において製造コストを低減、及び、先閉扉を常閉扉として用いる場合に開閉時に生じる接触音等の不都合の防止を目的とする。【解決手段】アームの角度調整機構に用いられる部材点数を、アームを前側に付勢し、かつ、角度調整ねじの緩み止めとして作用する弾性部材、アームの回動を規制するブロック部材、ブロック部材の揺動を操作する角度調整ねじの3点として安価に製造するしたものである。また、アーム基端付近に設けた衝止ねじの突出量を調節することによって、先閉扉が閉っている状態において、アームが後閉扉から離設して衝止されるものである。
請求項(抜粋):
扉先端部を前後に重ねて自動閉鎖されるように壁開口に配設された観音開き式扉を、扉先端部の重なり合いが常に一定の順位となるように、扉開口上框下面の扉先端部重なり位置の近傍であって先閉扉寄りに配設された支軸と、前記支軸に軸支されて水平方向に回動自在に配設されると共に前記支軸に巻装された巻ばねの一端によって扉開閉側に所定の角度で突出するように付勢されたアームとを有し、前記アームの先端部に後閉扉を当接させて後閉扉の閉鎖動作を一時的に規制する一方、後閉扉が当接したアームを先閉扉の先端部で突出方向と反対方向に押戻して後閉扉の自動閉鎖を許容するようにした扉閉鎖順位調整器において、前記支軸の近傍に配設され、前記アームの基端部に形成された当接部が当接して前記アームの突出角度を調整可能に規制すべく可動に配設されたブロック部材と、前記可動ブロック部材にその可動方向に螺装された角度調整ねじと、前記扉開口上框下面に配設され、前記角度調整ねじの端部が当接して前記ブロック部材の位置を規制する突当部と、前記巻ばねの他端を支持するように前記ブロック部材に形成され、前記巻ばねの他端の弾性力を前記ブロック部材の位置ずれ防止、および、前記角度調整ねじ緩み止めとして作用させるばね受け部とを有することを特徴とする扉閉鎖順位調整器。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 扉の閉塞順位調整器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-004188   出願人:日本ドアーチエック製造株式会社

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