特許
J-GLOBAL ID:200903079511867461

多チャネル反響抑圧方法、その装置、そのプログラム及びその記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-032422
公開番号(公開出願番号):特開2002-237769
出願日: 2001年02月08日
公開日(公表日): 2002年08月23日
要約:
【要約】【課題】 多チャネル系で片側発話状態の検出を行うことなく、エコー経路結合量の計算を可能とした。【解決手段】 収音信号y(k)と受話信号x1(k),x2(k)との各相関よりエコー伝搬遅延を検出し(3021 ,3022 )x1(k),x2(k)をそれぞれ遅延させ、遅延されたx1(k),x2(k)に対するy(k)の各パワー比を短時間毎に求めて(3041 ,3042 )、最小値を更新して各エコー経路結合量とし、これらにそれぞれ遅延x1(k),x2(k)を乗算してエコーbe1(k),be2(k)を推定し(3101 ,3102 ),be1(k),be2(k)と前記各エコー結合量とy(k)をそれぞれ用いてエコー抑圧ゲインG1 ,G2 を計算し(3051 ,3052 ),G1 ,G2 をy(k)に乗算して、エコー抑圧する(2081,2082 )。
請求項(抜粋):
Nチャネル(Nは2以上の整数)の受話信号と1チャネルの収音信号との各チャネルごとのパワー比をそれぞれ所定時間毎に算出し、これら逐次算出する各チャネルのパワー比の内、時刻にわたって最小値を各チャネル受話信号のエコー経路結合量として保持し、その各チャネルのエコー経路結合量を対応するチャネルの受話信号にそれぞれ乗算してN個のエコー信号を推定し、上記収音信号のパワーからこれらN個のエコー信号のパワーを差し引いたパワーを、上記収音信号のパワーで規格化してN個のエコー抑圧ゲインを算出し、これらN個のエコー抑圧ゲインを上記収音信号に乗算することを特徴とする多チャネル反響抑圧方法。
IPC (3件):
H04B 3/23 ,  G10L 21/02 ,  H04R 3/02
FI (3件):
H04B 3/23 ,  H04R 3/02 ,  G10L 9/00 F
Fターム (5件):
5D020CC06 ,  5K046HH11 ,  5K046HH46 ,  5K046HH56 ,  5K046HH79
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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