特許
J-GLOBAL ID:200903079545737893

有機性窒素化合物を含有する排水の処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-281522
公開番号(公開出願番号):特開2006-095363
出願日: 2004年09月28日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
【課題】近年の電子産業分野の排水のように、比較的低濃度で大水量の窒素含有排水を処理する場合、曝気槽から脱窒槽への持ち込み溶存酸素の割合が大きいため脱窒処理に必要とする有機物源(メタノール)の使用量が大きくなるとともに、持ち込み溶存酸素を除去するために脱窒槽容量が大きくなる。【解決手段】有機性窒素を含有する排水は、原水供給手段1より曝気槽2に導入され、散気手段3から空気を曝気して曝気処理され、微生物により有機性窒素は酸化分解されるとともに、窒素は硝化され硝酸または亜硝酸に硝化される。硝化液は沈殿槽6で固液分離され、分離汚泥は汚泥返送ライン7を経て曝気槽2へ返送され、上澄水はさらに濾過器8で微細な固形分を分離した後、逆浸透膜分離装置9で透過水と濃縮水とに分離し、透過水は回収水として再利用される。濃縮水は、メタノール添加下に脱窒槽4で脱窒される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有機窒素化合物を含有する排水の供給手段と、該供給手段からの前記排水を受け入れ、曝気処理により有機窒素化合物を微生物分解するとともに硝化を行う曝気槽と、該曝気槽内の混合液を固液分離する固液分離手段と、該固液分離手段で分離された分離水を逆浸透膜で透過水と濃縮水とに分離する逆浸透膜分離手段と、前記濃縮水を生物学的に脱窒処理して脱窒処理水を得る脱窒手段とを具備することを特徴とする有機窒素化合物を含有する排水の処理装置。
IPC (5件):
C02F 3/34 ,  B01D 61/02 ,  C02F 1/44 ,  C02F 3/08 ,  C02F 3/28
FI (5件):
C02F3/34 101B ,  B01D61/02 500 ,  C02F1/44 K ,  C02F3/08 B ,  C02F3/28 B
Fターム (25件):
4D003AA08 ,  4D003AB02 ,  4D003BA02 ,  4D003CA03 ,  4D003CA08 ,  4D003EA30 ,  4D006GA03 ,  4D006JA71 ,  4D006KA01 ,  4D006KA72 ,  4D006KB13 ,  4D006KB14 ,  4D006KB15 ,  4D006KB22 ,  4D006KB23 ,  4D006KB25 ,  4D006MB02 ,  4D006PA01 ,  4D006PB08 ,  4D006PC62 ,  4D040AA34 ,  4D040BB54 ,  4D040BB56 ,  4D040BB82 ,  4D040BB93
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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