特許
J-GLOBAL ID:200903079578304054
インクジェット式記録装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-115102
公開番号(公開出願番号):特開平11-300966
出願日: 1998年04月24日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 印字品質を十分に確保すると共に、スループットを上昇させることができるインクジェット式記録装置を提供すること。【解決手段】 印字に際して微小振動信号を圧電振動子13に加え、ノズル開口に形成されるメニスカスをインクが吐出しない程度で振動させる。これによりノズル開口近傍のインクが圧力発生室内のインクと置換されてノズル開口近傍のインクの増粘が抑えられ、インク吐出の直進性を確保することができる。そしてインターバル時間を持たせた後に印字が実行される。この場合、吐出滴のインク重量、またキャッピング放置時間とインクのショット数、さらに印字環境温度等に応じて前記インターバル時間を逐次設定するように制御される。この制御はそれぞれの印字行において繰り返し実行されるため、結果として印字品質を十分に確保すると共に、スループットを上昇させることが可能となる。
請求項(抜粋):
ノズル開口を有するノズルプレートと、アクチェータの変位により変形する振動板とにより形成された圧力発生室を備えたインクジェット記録ヘッドと、前記ノズル開口からインク滴を吐出させる台形状の第1の駆動信号と、ノズル開口からインク滴が吐出しない程度にノズル開口に形成されたメニスカスを振動させる台形状の第2の駆動信号とを発生する駆動信号発生手段と、前記記録ヘッドが印字を開始する前のキャリッジの加速走行領域において前記第2の駆動信号を記録ヘッドに供給し、続いてキャリッジが定速走行する定速走行領域において第2の駆動信号の供給を停止してインターバル時間を持たせると共に、前記インターバル時間の経過後に前記第1の駆動信号を記録ヘッドに供給して印字を実行させる制御手段とが具備され、前記制御手段は記録装置の動作条件に応じて、前記インターバル時間を可変制御するように構成されていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
IPC (3件):
B41J 2/045
, B41J 2/055
, B41J 2/165
FI (2件):
B41J 3/04 103 A
, B41J 3/04 102 N
引用特許:
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