特許
J-GLOBAL ID:200903079597784482

分散処理装置及び負荷分散処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-089494
公開番号(公開出願番号):特開平7-295942
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】複数の計算機で自動的負荷分散を行う場合、計算機をまたがるプロセス間通信が頻繁に起きることを抑えることができるようにする。【構成】プログラムのコンパイル時に、そのプログラムに含まれるプロセス間の通信関係をプロセス間通信関係解析部111により、プロセス間の親子関係をプロセス間親子関係解析部112により、それぞれ静的に解析し、その解析情報をプロセス解析情報格納部13に格納しておく。プログラム実行中に計算機10-1から他計算機にプロセスを分散させる必要が生じた場合には、プロセス解析情報格納部13に格納されているプロセス解析情報をもとに、プロセス間通信関係の少ないプロセスをプロセス選択部16がプロセスプール14から選択し、更にそのプロセスに子となるプロセスがあることが当該プロセス解析情報(中のプロセス間親子関係情報)により示されている場合には、それらも一緒に選択する。
請求項(抜粋):
複数の計算機により負荷を分散して処理する分散処理装置において、前記各計算機に、プログラムからプロセス間の通信関係を静的に解析するプロセス間通信関係解析手段と、前記プログラムに含まれるプロセス間の親子関係を静的に解析するプロセス間親子関係解析手段と、前記プロセス間通信関係解析手段によって得られたプロセス間の通信関係情報及び前記プロセス間親子関係解析手段によって得られたプロセス間の親子関係情報がプロセス解析情報として格納されるプロセス解析情報格納手段と、プロセスの集合が格納されるプロセス格納手段と、プログラムの実行時に、プロセスの生成、実行、中断、消滅の管理を行うプロセス実行手段であって、プロセスの生成時には生成したプロセスを前記プロセス格納手段に格納し、プロセスの消滅時には前記プロセス格納手段から該当するプロセスを取り除くプロセス実行手段と、プログラム実行時に、前記プロセス解析情報格納手段に格納されているプロセス解析情報をもとに、他の計算機に処理を依頼するプロセスを前記プロセス格納手段から選択するプロセス選択手段と、前記プロセス選択手段によって選択されたプロセスを他の計算機に送るプロセス送信手段と、他の計算機から送られたプロセスを受信して前記プロセス格納手段に格納するプロセス受信手段とを具備することを特徴とする分散処理装置。
IPC (2件):
G06F 15/16 370 ,  G06F 9/46 360
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 並列計算処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-058412   出願人:株式会社日立製作所

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