特許
J-GLOBAL ID:200903079633627593
燃料蒸発ガス制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-035074
公開番号(公開出願番号):特開平7-247921
出願日: 1994年03月04日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】アイドル回転数制御と同時にベーパガスの放出を実行する装置において、その放出に影響されることなく安定したアイドル回転数制御を確保する。【構成】吸気通路6にスロットルバルブ17を迂回した通路27を設け、同通路27に流量制御弁28を設ける。吸気通路6には燃料タンク18にて発生するベーパガスをパイプ31及び流量制御弁32等を通じて吸気通路6へ放出可能とする。電子制御装置(ECU)50は各種センサ41〜46の検出値に基づき、アイドル回転数制御と放出流量制御を同時に実行すべく、両流量制御弁28,32を制御する。そのとき、ECU50は、ベーパガスの放出分に相当する見込み吸気量を演算し、その見込み吸気量に基づき、流量制御弁28の制御量を補正する。従って、アイドル回転数制御の実行時にベーパガスが放出されても、エンジン1に吸入される吸気量がベーパガスの放出分により不用意に多くなることはない。
請求項(抜粋):
内燃機関に通じる吸気通路において吸気量を調整するための吸気量調整手段と、前記内燃機関に供給されるべき燃料を貯留するための燃料タンクと、前記燃料タンクにて発生する燃料蒸発ガスを前記吸気通路へ放出するための燃料蒸発ガス放出手段と、前記内燃機関の回転数を含む各種運転状態を検出するための運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記内燃機関のアイドル運転時にその実際の回転数が所定の目標値となるように前記吸気量調整手段を制御するためのアイドル回転数制御手段と、前記内燃機関のアイドル運転時に、前記燃料蒸発ガス放出手段による前記燃料蒸発ガスの放出を許容するためのアイドル放出実行手段とを備えた燃料蒸発ガス制御装置において、前記内燃機関のアイドル運転時に、前記燃料蒸発ガス放出手段による前記燃料蒸発ガスの放出分に相当する見込み吸気量に基づき、前記アイドル回転数制御手段による前記吸気量調整手段の制御量を補正するための制御補正手段を設けたことを特徴とする燃料蒸発ガス制御装置。
IPC (4件):
F02M 25/08 301
, F02M 25/08
, F02D 41/02 301
, F02D 41/02 315
引用特許:
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