特許

J-GLOBAL ID：200903079680201316

静動比の高い良加工性鋼板およびその製造方法

発明者： 瀬沼 武秀 ,  上西 朗弘
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 大関 和夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-012981
公開番号（公開出願番号）：特開平10-212547
出願日： 1997年01月27日
公開日（公表日）： 1998年08月11日
要約：

【要約】【課題】 耐衝撃性に優れた良加工鋼板およびその製造方法を提供する。【解決手段】 重量%で、C:0.01〜0.05%、Si≦2%、Mn:0.1〜1.5%、P≦0.1%を含有し、さらに、Ti、Nbのいずれか一方または双方を0.002>C/12+N/14-(Ti/48+Nb/93)>-0.001なる条件を満足する範囲で含有し、Ti、Nbの炭窒化物を重量%で0.03〜0.25%含有し、フェライト組織が85%以上のミクロ組織を呈し、BH量が50MPa以上である静動比の高い良加工性鋼板、ならびに同成分の鋼板の仕上圧延をAr3 変態点〜Ar3 変態点+80°Cの温度域で終了した後、700°Cまでの平均冷却速度を10〜50°C/secとし、650°C以下で巻き取る静動比の高い良加工性鋼板の製造方法、および該鋼板をさらに常法により酸洗、冷延、連続焼鈍する静動比の高い良加工性鋼板の製造方法。

請求項（抜粋）：

Ti、Nbの炭窒化物を重量%で0.03%以上、0.25%以下含有し、フェライト組織が85%以上のミクロ組織を呈し、塗装焼付け硬化量(BH量)が50MPa以上であることを特徴とする静動比の高い良加工性鋼板。

IPC (5件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/14

FI (5件)：

C22C 38/00 301 W ,  C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/02 A ,  C21D 9/46 M ,  C22C 38/14