特許

J-GLOBAL ID：200903079695644788

ネジ保持具

発明者： 柴田 治利
出願人/特許権者： 村田産業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-353148
公開番号（公開出願番号）：特開平8-277824
出願日： 1995年12月28日
公開日（公表日）： 1996年10月22日
要約：

【要約】【課題】 ベルト状のネジ保持具にネジを保持する際、ネジ保持具に対してネジ傾いた状態で保持されないようにネジの保持孔を構成する。【解決手段】 ネジ保持具1には、ベルト部2と、該ベルト部に一体的に成形されたテーパ付の筒状体4とを貫通する保持孔3が穿設されている。該保持孔3は、ベルト部2から上記筒状体4の方に向かって傾斜するテーパ3aを有しており、ベルト側開口3b及びボス側開口3cの形状は四角形になっている。ネジ7は、ネジ頭部7aがベルト側開口3bの縁部と点接触した状態で保持されており、ネジ軸部7bが筒状体側開口3cの縁部と点接触した状態で保持される。この状態で、上記ネジ頭部7aがねじ込まれると、溝5を介して上記保持孔3に連設される抜き孔6の角部6bに応力が集中する。上記角部6bに応力集中が生じると、互いに隣り合った角部6bを支点として、上記ベルト側開口3b近傍のベルト部2が、上記筒状体4の突出方向に折れ曲がる。これによって、ネジ7がネジ保持具1から離脱する。

請求項（抜粋）：

ネジ打ち込み装置にネジを順次装着できるよう複数のネジを同方向に保持する保持孔を有するベルト状のネジ保持具において、ベルト状基体の片面にテーパ状の中空筒状体を設けてその内筒をネジ保持孔とすると共に、該保持孔の両端開口縁部でネジの頭部直下及びこれに連なる軸部を保持するようにしたことを特徴とするネジ保持具。

IPC (3件)：

F16B 27/00 ,  B23P 19/06 ,  B25B 23/04

FI (3件)：

F16B 27/00 B ,  B23P 19/06 A ,  B25B 23/04 A

引用特許：

出願人引用 (2件)

• ねじ供給ベルト
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-020745   出願人：株式会社トープラ
• 部品キヤリアテープ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-355437   出願人：日東精工株式会社

審査官引用 (2件)

• ねじ供給ベルト
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-020745   出願人：株式会社トープラ
• 部品キヤリアテープ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-355437   出願人：日東精工株式会社