特許
J-GLOBAL ID:200903079696972380

圧延機の異常判定制御装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143067
公開番号(公開出願番号):特開平9-323109
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】経年変化や材料変化等による圧延機での圧延状態の変化に応じて異常判定基準を調整し、当該判定された異常現象に対するより適切な処理を実行する異常判定制御装置及び方法を提供する。【解決手段】状態計測部1-3での測定データ自体の異常を判定するデータ異常判定部2と、圧延状態をモデルを使用して推定するモデル部3と、正常と判定されたデータとモデル推定値から圧延機1-1の圧延状態の特徴量を演算する特徴量演算部4と、前記特徴量毎に定められている異常判定用しきい値を記憶するしきい値記憶部5と、前記特徴量とそれに対応するしきい値とから異常を判定し、当該異常に対応する処理を実行する異常判定・処理実行部7と、異常と判定されない場合で運転員10による手介が生じた時に修正すべき特徴量のしきい値を推論し、当該しきい値を修正する推論修正部6とを有する。
請求項(抜粋):
圧延機と、前記圧延機の圧延状態を変更させる制御部と、前記圧延状態を計測する状態計測部とを備える圧延機システムにおける圧延状態の異常判定を行うと共に、当該異常判定結果に応じて前記制御部を制御する異常判定制御装置において、前記状態計測部で計測されたデータから、前記圧延状態を記述する特徴量の値を求める特徴量演算手段と、前記特徴量について設定されている、異常判定のためのしきい値を記憶するしきい値記憶手段と、前記求められた特徴量と前記記憶されているしきい値とから、圧延状態が異常であるかを判定する異常判定手段と、異常と判定された場合には、その時点での圧延状態に応じて決定した制御処理を実行させるための制御指令を前記制御部へ送る異常処理手段と、運転員の手介による前記制御部への指示を受け付ける手介受付手段と、前記異常判定手段により異常ではないと判定され、かつ、手介を受け付けた場合には、当該手介による指示内容から当該手介が行われた原因を推定し、当該推定された原因に応じて前記しきい値記憶手段に記憶されているしきい値を修正する修正手段とを有することを特徴とする圧延機の異常判定制御装置。
IPC (5件):
B21B 37/00 ,  B21B 37/00 BBH ,  B21B 33/00 ,  B21C 51/00 ,  G05B 23/02 302
FI (5件):
B21B 37/00 Z ,  B21B 33/00 ,  B21C 51/00 Q ,  G05B 23/02 302 Z ,  B21B 37/00 BBH
引用特許:
審査官引用 (1件)

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