特許
J-GLOBAL ID:200903079717566816

内部粒界酸化の少ないステンレス鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-318917
公開番号(公開出願番号):特開平8-176761
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 AlまたはTiを含むステンレス鋼において、高温環境下での内部酸化の発生防止を可能とした製造方法を提供することを目的とする。【構成】 スラブ加熱温度:(1200+3×Cr)°C以上、熱延仕上げ温度:950°C以上または熱延板焼鈍温度:950°C以上、溶削または研削量:d(μm)≧540×Sol.Al+30×Sol.Ti+15-0.3×Crとし、高温使用中に生じる内部酸化相の発生を抑制させたAlまたはTiを含むステンレス鋼の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.1%以下、N :0.1%以下、Cr:10〜25%以下を含み、更にAl:0.10%以下、Ti:0.50%以下の1種以上を含むステンレス鋼の製造方法において、スラブ加熱温度を(1200+3×Cr)°C以上とし、熱延仕上げ温度を950°C以上とするか、または熱延板焼鈍温度を950°C以上とし、冷延前の鋼板の溶削または研削量dが下記式をみたすようにすることを特徴とする最終製品での高温使用中の内部粒界酸化の少ないステンレス鋼の製造方法。d(μm)≧540×Sol.Al+30×Sol.Ti+15-0.3×Crただし、Sol.Al及びSol.Ti量は下記の式により算出される値とする。Sol.Ti<SP>*</SP>=Ti-48×(N/14+C/12)とし、・Sol.Ti<SP>*</SP>≧0の時 Sol.Ti=Sol.Ti<SP>*</SP>Sol.Al=Al・Sol.Ti<SP>*</SP><0かつTi≦(48/14N)の時Sol.Ti=0Sol.Al=Al-(27/14)×(N-14/48×Ti)・Sol.Ti<SP>*</SP><0かつTi>(48/14N)の時Sol.Ti=0Sol.Al=Al
IPC (5件):
C22C 38/28 ,  B21B 3/00 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/50
引用特許:
審査官引用 (5件)
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