特許
J-GLOBAL ID:200903079783773938

パネル開閉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-053288
公開番号(公開出願番号):特開平9-246735
出願日: 1996年03月11日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 車載用音響機器においてパネルが閉鎖姿勢から開放姿勢へダンパーなどの速度調整部材の抵抗を受けて回動するものでは、ロック部材によるロックが解除されたときのパネルの初期の回動速度が遅くなるため、前記ロック部材によりパネルが再度ロックされてしまうという問題が生じる。【解決手段】 ロック部材35によるロックが解除されるとパネル30は付勢部材の力でα1方向へ回動するが、当初はパネル30の非係合穴32cがピン41bを摺動し、パネル30はダンパー43の抵抗力を受けることなく角度θまで迅速に回動する。その後は非係合穴32cの縁部とピン41bとが係合し、パネル30と共に扇歯車41が回動しダンパー43が駆動されてパネル30はゆっくりとした速度で回動する。ロック解除された初期において、パネル30が迅速に回動するため、ロック部材35によりパネル30が再ロックされることがない。
請求項(抜粋):
装置本体の前面を覆う閉鎖姿勢と装置本体の前方へ倒れる開放姿勢との間で回動可能に支持され且つ前記開放姿勢の方向への回動力が与えられているパネルと、パネルが開放姿勢の方向へ回動する際に抵抗力を発揮して回動速度を緩和する速度調整部材と、閉鎖姿勢とされたパネルを装置本体に対してロックするロック機構とを有し、前記速度調整部材から前記パネルへの抵抗力の伝達経路には、ロック機構によるロックが外れてからパネルが開放姿勢の方向へ所定角度だけ回動する間に前記抵抗力の伝達を行なわない非係合部と、前記所定角度を越えてパネルが回動するときに前記抵抗力を伝達する係合部とが設けられていることを特徴とするパネル開閉装置。
IPC (2件):
H05K 5/02 ,  G11B 33/02 301
FI (2件):
H05K 5/02 B ,  G11B 33/02 301 Y
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-350276
  • 作動範囲限定緩衝装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-135080   出願人:ソニー株式会社
  • 特開平4-350276

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