特許
J-GLOBAL ID:200903079858680442

分散スロープ補償器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-315638
公開番号(公開出願番号):特開2001-189696
出願日: 2000年10月16日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】【課題】 ファイバの分散スロープによる歪を受けたWDM信号を小型の構成で波形整形可能とし、異なる分散値を有する様々なファイバ伝送路の分散補償、あるいは温度変動などによる分散変動の補償も一素子で実現できること。【解決手段】 入力導波路から入射した分散による歪みを受けたWDM信号光は波長分離素子でそれぞれの波長成分に分離され、それぞれの波長成分に対応した分散補償値を生成可能なラティス型光素子、トランスバーサル光素子あるいは両素子を混在したものを通過する。通過した各信号光は波長多重素子で合波され、合波光は出力導波路から出力される。波長分離素子、波長多重素子としてはアレイ導波路格子を使用可能な他、多段マッハツェンダ型干渉計、バルク型光フィルタ、あるいはファイバ型(または導波路型)グレーティングを多段接続した光フィルタ等の使用も可能である。
請求項(抜粋):
光伝送路に複数の波長の光を伝送する際に該伝送路の分散特性によって生じる信号の歪みを補償する分散スロープ補償器であって、N(N:自然数)本の導波路と、N出力波長分離素子及び/又はN入力波長多重素子と、K個(K:自然数、K≦N)の群遅延制御器からなり、前記N本の導波路は、前記波長分離素子の出力及び/又は波長多重素子の入力に接続され、前記群遅延制御器は、ラティス型光素子の入出力部の各々一方あるいは両方を前記N本の導波路上に介在させたものであり、前記ラティス型光素子は、2本の導波路の中間に少なくとも2箇所の方向性結合器を配し、各方向性結合器間で前記2本の導波路は光路長が異なるよう構成されていることを特徴とする分散スロープ補償器。
IPC (4件):
H04B 10/02 ,  H04B 10/18 ,  H04J 14/00 ,  H04J 14/02
FI (2件):
H04B 9/00 M ,  H04B 9/00 E
引用特許:
審査官引用 (2件)

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