特許
J-GLOBAL ID:200903079874923266

高速磁気共鳴スペクトロスコピックイメージング方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-244319
公開番号(公開出願番号):特開平8-107888
出願日: 1994年10月07日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 生体のMRスペクトロスコピックイメージングを短時間に実施する。【構成】 第1工程11において、2つの位相の反転した狭帯域π/2RFパルス13、-π/2RFパルス14を連続照射し、計測スライス内の単一のスペクトルのスピンをフリップバックさせてそのスライス内の全スペクトルはその縦磁化を熱平衡状態に保存するとともに、大強度クラッシャー傾斜磁場17によりスライス外の妨害ピークを抑圧する。引き続いて第2工程12において狭帯域RFパルス15により所望のスペクトルのみを励起し、エコープレナー法により画像を形成する。縦緩和のための待ち時間を設けることなく、連続して他の所望のスペクトルの計測を同様に実施する。【効果】 空間情報あるいはスペクトル情報をエンコードするための反復操作が不要となるため、極く短時間でスペクトロスコピックイメージを形成できる。
請求項(抜粋):
静磁場中に置かれた被検体に、複数の高周波磁場及び傾斜磁場を印加し、前記被検体から発生する磁気共鳴信号を検出し、該磁気共鳴信号を信号処理して各スペクトルについての画像を形成する磁気共鳴スペクトロスコピックイメージング方法において、スライス内の単一のスペクトルピークのみを選択的に励起する狭帯域の高周波パルスの照射を含む第1工程と、該スペクトルピークの分布を画像化するために傾斜磁場を印加して複数の磁気共鳴信号を収集する、高速画像法からなる第2工程とを、対象とするスペクトルピークを変えて少なくとも1回以上反復することを特徴とする高速磁気共鳴スペクトロスコピックイメージング方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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