特許
J-GLOBAL ID:200903079880853326
フェノール化合物に富む組成物及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
浅村 皓
, 浅村 肇
, 高松 武生
, 安藤 克則
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-551311
公開番号(公開出願番号):特表2007-518812
出願日: 2005年01月20日
公開日(公表日): 2007年07月12日
要約:
粗製植物抽出物からフェノール化合物に富む組成物を製造する方法が提供されている。一つの方法には、フェノール化合物を放出できるように吸収するが極性非フェノール化合物は保持しないポリマー樹脂であって、1個以上の電子吸引性基で置換された芳香族環を含む該樹脂を用いた新規なカラム精製工程が含まれる。本発明には又、フェノール化合物に富む組成物も含まれる。本発明には、呼吸器合胞体ウィルスのようなパラミクソウィルス科、インフルエンザA,B,及びCのようなオルソミクソウィルス科、パラインフルエンザ、HSV-1及びHSV-2のようなヘルペスウィルス、及び西ナイルウィルスのようなフラビウィルス属に感染した人間を含む温血動物を治療するために、又関節炎により引起こされるような炎症、ストレス及び消化器系の病気を治療するために、フェノール化合物に富む組成物を使用する方法が含まれる。該組成物は食品媒介病原体を阻止する肉添加剤としても有用である。
請求項(抜粋):
フェノール化合物に富む組成物を製造する方法において、
a) フェノール化合物を含有する1種以上の植物原料の粗製抽出物であって、プロアントシアニジン、アントシアニン、及び極性非フェノール化合物を含む該抽出物を用意し、
b) 前記粗製抽出物を濾過し、
c) 前記フェノールを放出できるように吸着するが前記極性非フェノール化合物は保持しないポリマー樹脂であって、1個以上の電子吸引性基で置換された芳香族環を含む該樹脂に、前記の濾過された抽出物を接触させ、
d) 前記樹脂を洗浄溶離剤で洗浄して前記極性非フェノール化合物を溶離し、
e) 該樹脂を第一溶離剤で溶離し、フェノール化合物を含有する第一画分を収集し、
f) 該樹脂を第二溶離剤で溶離し、フェノール化合物を含有する第二画分を収集し、そして
g) 工程e)又は工程f)から該画分を単離して、或いは、工程e)及びf)から前記画分を組合せて、フェノール化合物に富む組成物であって、前記極性非フェノール化合物の量が実質的に激減している該組成物を得る、
ことを特徴とする前記製造方法。
IPC (9件):
A61K 36/00
, A61K 47/46
, A61K 31/353
, A61P 31/16
, A61P 31/20
, A61P 31/22
, A61P 31/04
, A61P 31/10
, A61K 47/42
FI (11件):
A61K35/78 W
, A61K35/78 X
, A61K35/78 Y
, A61K47/46
, A61K31/353
, A61P31/16
, A61P31/20
, A61P31/22
, A61P31/04
, A61P31/10
, A61K47/42
Fターム (54件):
4B064AC18
, 4B064AC19
, 4B064AE59
, 4B064AF52
, 4B064CA21
, 4B064CE09
, 4B064DA01
, 4B064DA10
, 4C076BB01
, 4C076CC35
, 4C076CC40
, 4C076EE41A
, 4C076EE56A
, 4C076FF63
, 4C086AA01
, 4C086AA04
, 4C086BA08
, 4C086MA03
, 4C086MA05
, 4C086MA52
, 4C086NA05
, 4C086NA07
, 4C086ZA05
, 4C086ZA07
, 4C086ZB32
, 4C086ZB33
, 4C086ZB35
, 4C088AB12
, 4C088AB13
, 4C088AB15
, 4C088AB50
, 4C088AB51
, 4C088AB52
, 4C088AB56
, 4C088AB59
, 4C088AB62
, 4C088AB64
, 4C088AB66
, 4C088AB78
, 4C088AC03
, 4C088AC04
, 4C088AC05
, 4C088AC10
, 4C088AC12
, 4C088BA10
, 4C088BA14
, 4C088CA14
, 4C088MA07
, 4C088MA52
, 4C088NA05
, 4C088NA07
, 4C088ZB32
, 4C088ZB33
, 4C088ZB35
引用特許:
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