特許
J-GLOBAL ID:200903079986902938

反射防止積層体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岸本 達人 ,  山下 昭彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-201380
公開番号(公開出願番号):特開2008-107792
出願日: 2007年08月01日
公開日(公表日): 2008年05月08日
要約:
【課題】主にLCD、PDP等のディスプレイに用いられる反射防止積層体であって、中空粒子及び中実粒子を有しながら、耐擦傷性に優れ、且つ屈折率が1.45以下となり、低反射性を確保した屈折率層を有する反射防止積層体を提供する。【解決手段】屈折率が1.45以下の屈折率層を有する反射防止積層体であって、 屈折率層形成用組成物が、電離放射線硬化性樹脂と、外殻層に囲まれた内部が多孔質又は空洞であり、且つ、表面に架橋形成基が修飾されている架橋反応性の中空粒子と、内部が多孔質でも空洞でもなく、且つ表面に架橋形成基が修飾されている架橋反応性の中実粒子と、を含有し、前記架橋反応性基が、電離放射線硬化性基を有し、同一構造又は極めて類似の構造であり、前記組成物を、電離放射線照射して得られる屈折率層からなることを特徴とする、反射防止積層体。【選択図】図3
請求項(抜粋):
屈折率が1.45以下の屈折率層を有する反射防止積層体であって、 前記屈折率層が、屈折率層形成用組成物を、電離放射線照射して得られる硬化物であって、 前記屈折率層形成用組成物は、電離放射線硬化性樹脂と、 外殻層に囲まれた内部が多孔質又は空洞であり、且つ、表面に架橋形成基が修飾されている架橋反応性の中空粒子と、 内部が多孔質でも空洞でもなく、且つ表面に架橋形成基が修飾されている架橋反応性の中実粒子とを含有し、 前記中空粒子表面の架橋形成基と、前記中実粒子表面の架橋形成基は、粒子表面に対する結合基、スペーサ部及び電離放射線硬化性基からなり、同一構造を有するか、又は、構造上の相違があるとしても、電離放射線硬化性基については、その骨格が共通し、且つ、炭素原子数が1〜3の炭化水素基1つ分の有無が異なるのみの範囲内であり、粒子表面に対する結合基については、その骨格が共通し、且つ、炭素原子数が1〜3の炭化水素基1つ分の有無が異なるのみの範囲内であり、スペーサ部については、その骨格が共通し、且つ、炭素原子数が1〜3の炭化水素基1つ分又は異種原子を含み水素を除く構成原子数が1〜3の官能基1つ分の有無が異なるのみの範囲内か、或いは、骨格の炭素鎖長が炭素原子1〜2個分異なるのみの範囲内である類似構造を有する架橋形成基であることを特徴とする反射防止積層体。
IPC (3件):
G02B 1/11 ,  G02F 1/133 ,  G09F 9/00
FI (3件):
G02B1/10 A ,  G02F1/1335 ,  G09F9/00 313
Fターム (21件):
2H091FA37X ,  2H091FB02 ,  2H091FB06 ,  2H091KA01 ,  2H091LA30 ,  2H191FA40X ,  2H191FB02 ,  2H191FB12 ,  2H191KA01 ,  2H191LA40 ,  2K009AA02 ,  2K009AA15 ,  2K009CC09 ,  2K009CC24 ,  2K009DD02 ,  2K009DD05 ,  5G435AA01 ,  5G435AA09 ,  5G435AA14 ,  5G435HH03 ,  5G435KK07
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (3件)

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