特許
J-GLOBAL ID:200903079999742980

連続表示を提供する走査型コンフォーカル顕微鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-241627
公開番号(公開出願番号):特開平6-201999
出願日: 1993年09月28日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 走査型コンフォーカル顕微鏡で得た画像データを的確に処理して同データの有効活用を図る。【構成】この顕微鏡は、紫外線照射ビームLBを用いてラスタ走査パターンに従いサンプル16を走査し、少なくとも2波長で蛍光を発生させる。蛍光の一部が照射ビームの光学経路をたどってダイクロイックミラー8に戻り、そこで照射ビームと分離されて一対のフォトマルチプライヤ22,26で検出される。データプロセッサ30はフォトマルチプライヤ22,26からのディジタルデータを累算し、走査されているサンプルの一連の画像データフレームを2つの波長において形成する。各波長における選ばれた数のフレーム画像データは平均されて、データ記録システム32の単一トラックに交互に記録される。更に、2つの波長に関する平均されたデータの比率がディスプレイ31に与えられる。
請求項(抜粋):
所定の蛍光インディケータによってドープされたサンプルを走査するコンフォーカル顕微鏡において、サンプルをレーザビームで2次元的に繰り返し走査して同サンプルに第1及び第2の所定波長の蛍光を発生させるスキャナと、前記第1及び第2波長でサンプルにより放出された光を検出しかつ前記サンプルの一連の関連した対の同時的な前記第1及び第2波長に関する2次元画像を表す連続した画像データフレームを発生する第1及び第2検出器と、前記各第1及び第2波長のための個別フレームの画像データをそれぞれ一時的に蓄積する第1及び第2フレームメモリと、永久的なデータ蓄積装置と、前記第1及び第2検出器によって発生されたデータから引き出した画像データを前記永久的なデータ蓄積装置へ交互に転送する転送手段と、前記各第1及び第2波長のための画像データの比率を繰り返し計算するとともに前記各第1及び第2波長のための画像データの比率を一時的に蓄積して一連の画像データ比率を発生する比率手段と、前記比率手段によって発生された一連の画像データ比率を受けるとともにビデオディスプレイに適合させる信号を供給して、走査レーザビームの強度や蛍光インディケータの局部的集中における変化に実質的に影響を受けない繰り返し更新される走査されたサンプルの表示を提供するビデオ手段とを備えた走査型コンフォーカル顕微鏡。
IPC (2件):
G02B 21/00 ,  G01N 21/64
引用特許:
審査官引用 (5件)
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