特許
J-GLOBAL ID:200903079999932410

スペクトル拡散通信システムおよびスペクトル拡散通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-349761
公開番号(公開出願番号):特開平11-186938
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 多重化したスペクトル拡散通信システムにおいて、通信データのピーク電力と平均電力との比を小さくすることによりバックオフの小さな増幅器を使用できるようにすること。【解決手段】 スペクトル拡散通信システムの送信装置2では、パラレルデータφ5にそれぞれ直交化した拡散符号を乗算してベースバンド帯にて加算することにより第1の符号化データφ3を生成する。そして、加算値変換回路13において第1の符号化データφ3を、平均値とピーク値との差が低減された第2の符号化データφ4に変換した後、増幅器27において増幅する。このような変換によって変調後の出力のピーク電力と平均電力との比を小さくできる。従って、多重化したスペクトル拡散通信システムにおいて、バックオフの小さな増幅器を用いながらも、通信データの歪み、隣接チャネル漏洩電力の増大を防止できる。
請求項(抜粋):
符号化された通信データを出力する通信データ生成装置と、この通信データによって搬送波を変調した後に増幅して送信する出力装置とを有するスペクトル拡散通信システム用の送信装置において、前記通信データ生成装置は、入力されるシリアルデータを複数のパラレルデータに変換し、各々のパラレルデータと直交化された拡散符号とを乗算して加算することにより第1の符号化データを生成する第1の符号化装置と、この第1の符号化データの少なくとも一部の値を変化させて、平均値とピーク値との差が低減された第2の符号化データを生成する第2の符号化装置とを備えていることを特徴とするスペクトル拡散通信システム用の送信装置。
IPC (3件):
H04B 1/707 ,  H04B 1/02 ,  H04B 1/06
FI (3件):
H04J 13/00 D ,  H04B 1/02 ,  H04B 1/06 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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