特許
J-GLOBAL ID:200903092035417912
スペクトル拡散通信システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
深見 久郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-055840
公開番号(公開出願番号):特開平8-251077
出願日: 1995年03月15日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 従来の遅延合波方式によるスペクトル拡散通信システムの利点を活かしたまま、低コスト化・回路規模の小型化を図ることができ、フェージングの大きな場合でも適用可能なスペクトル拡散通信システムを提供することである。【構成】 この発明のスペクトル拡散通信システムの送信機は、遅延された拡散符号によって拡散されたデータを変調器5によって変調したI信号と、拡散符号のみを変調器7によって変調したQ信号とを合波器13で合波して送信する。受信機は受信した信号を分配器23で2分配し、一方の分配信号をベースバンドのI1 信号にした後、相関器27により相関を取り、I2 信号にする。他方の分配信号は、ベースバンドのQ1 信号にされた後、相関器31により相関が取られ、遅延素子39により遅延されたQ3 信号になる。I2 信号とQ3 信号は乗算器40により乗算され、それをもとにデータ復調回路41によりデータが復調される。
請求項(抜粋):
直接拡散を用いたスペクトル拡散通信システムであって、送信手段と、受信手段とを備え、前記送信手段は、データを発生する手段と、所定の拡散符号を少なくとも2つの出力に発生する拡散符号発生手段と、前記データを前記拡散符号発生手段の一方側に出力された前記拡散符号により拡散し、拡散データを発生する拡散手段と、前記拡散データおよび前記拡散符号発生手段の他方側に出力された前記拡散符号の一方を遅延し、送信側遅延信号を発生する送信側遅延手段と、前記拡散データおよび前記拡散符号発生手段の他方側に出力された前記拡散符号のうち遅延していないほうと、前記送信側遅延信号とを位相の直交する同相信号と直交信号とに変調する直交位相変調手段と、前記同相信号と直交信号とを合波した送信信号を前記受信手段に送信する送信信号発生手段とを含み、前記受信手段は、前記送信信号を2つの信号に分配する分配手段と、分配された前記2つの信号を、それぞれベースバンドの同相信号と直交信号とに変換する変換手段と、前記ベースバンドの同相信号と前記拡散符号との相関を取った同相相関信号を出力する同相相関手段と、前記ベースバンドの直交信号と拡散符号との相関を取った直交相関信号を出力する直交相関手段と、前記同相相関信号および直交相関信号のうち、前記送信手段における遅延に関与しないほうを前記送信側における遅延の時間と同一の時間だけ遅延し、受信側遅延信号を発生する受信側遅延手段と、前記同相相関信号および直交相関信号のうち、前記送信手段における遅延に関与するほうと、前記受信側遅延信号とを乗じ、乗算信号を発生する乗算手段と、前記乗算信号をもとに前記データを復調する復調手段とを含む、スペクトル拡散通信システム。
IPC (2件):
FI (2件):
H04J 13/00 D
, H04L 27/18 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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スペクトル拡散通信方式
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-287838
出願人:シャープ株式会社
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特開平2-116232
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特開昭60-004340
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