特許
J-GLOBAL ID:200903080016347905

ガソリン留分の水素化脱硫触媒および水素化脱硫方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  清水 義憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-108178
公開番号(公開出願番号):特開2009-203476
出願日: 2009年04月27日
公開日(公表日): 2009年09月10日
要約:
【課題】 ガソリンの重要な構成基材の一つである接触分解ガソリン留分を水素化脱硫する際に、副反応として起こるオレフィンの水素化を十分に抑制してオクタン価を維持し、しかも、水素化脱硫後の接触分解ガソリン留分中の硫黄分を十分に低減することができるような、十分に高い選択的水素化脱硫能を有するガソリン留分の水素化脱硫触媒を提供する。【解決手段】 アルミナを主成分とし、シリカ、シリカアルミナ、ボリア、チタニア、マグネシア及びこれらの複合酸化物並びにリンの含有量が担体質量に対して5質量%以下である担体と、上記担体を修飾するイットリウム、スカンジウム及びランタノイド系金属からなる群より選ばれる少なくとも1種類の金属を有する金属酸化物と、上記担体上に担持された、6A族金属及び8族金属からなる群より選ばれる少なくとも1種類の活性金属と、を含むガソリン留分の水素化脱硫触媒の存在下、接触分解ガソリン留分を70容量%以上含有するガソリン留分を、該触媒が脱硫率90%以上及びオレフィン水素化率40%以下の活性を示すように、反応圧力1〜5MPa、LHSV1〜10h-1、反応温度190〜300°C、水素/油比100〜600NL/Lの反応条件下で水素化処理することを特徴とするガソリン留分の水素化脱硫方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
アルミナを主成分とし、シリカ、シリカアルミナ、ボリア、チタニア、マグネシア及びこれらの複合酸化物並びにリンの含有量が担体質量に対して5質量%以下である担体と、 前記担体を修飾するイットリウム、スカンジウム及びランタノイド系金属からなる群より選ばれる少なくとも1種類の金属を有する金属酸化物と、 前記担体上に担持された、6A族金属及び8族金属からなる群より選ばれる少なくとも1種類の活性金属と、を含むガソリン留分の水素化脱硫触媒の存在下、 接触分解ガソリン留分を70容量%以上含有するガソリン留分を、 該触媒が脱硫率90%以上及びオレフィン水素化率40%以下の活性を示すように、反応圧力1〜5MPa、LHSV1〜10h-1、反応温度190〜300°C、水素/油比100〜600NL/Lの反応条件下で水素化処理することを特徴とするガソリン留分の水素化脱硫方法。
IPC (2件):
C10G 45/08 ,  B01J 23/88
FI (2件):
C10G45/08 Z ,  B01J23/88 M
Fターム (46件):
4G169AA03 ,  4G169BA01A ,  4G169BA01B ,  4G169BA02 ,  4G169BA03A ,  4G169BA04A ,  4G169BA06A ,  4G169BB04A ,  4G169BC39A ,  4G169BC40A ,  4G169BC40B ,  4G169BC41A ,  4G169BC43B ,  4G169BC44C ,  4G169BC57A ,  4G169BC59B ,  4G169BC65A ,  4G169BC68B ,  4G169BC69A ,  4G169BD03A ,  4G169BD07A ,  4G169CC02 ,  4G169EA02Y ,  4G169EA06 ,  4G169EC03Y ,  4G169EC06Y ,  4H129AA02 ,  4H129CA04 ,  4H129CA25 ,  4H129DA16 ,  4H129KA07 ,  4H129KB03 ,  4H129KC03X ,  4H129KC09X ,  4H129KD08X ,  4H129KD08Y ,  4H129KD09X ,  4H129KD09Y ,  4H129KD13X ,  4H129KD15Y ,  4H129KD18X ,  4H129KD21X ,  4H129KD23X ,  4H129KD24Y ,  4H129NA03 ,  4H129NA30
引用特許:
審査官引用 (4件)
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