特許
J-GLOBAL ID:200903080068633140

プロトン伝導体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 千葉 剛宏 ,  宮寺 利幸 ,  佐藤 辰彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-380061
公開番号(公開出願番号):特開2004-213953
出願日: 2002年12月27日
公開日(公表日): 2004年07月29日
要約:
【課題】加水分解が生じ難いプロトン伝導体およびその製造方法を提供する。【解決手段】例えば、金属アルコキシドのアルコール溶液と、H3PO4の水およびアルコール混合溶液とを混合して、前記金属アルコキシドを加水分解させるとともに、H3PO4と架橋させる。これにより、Pと、前記金属アルコキシドを源とする金属元素とを構成元素として含有し、かつ末端に水酸基を有する複合酸化物ガラス(プロトン伝導体)からなる固形物が生成する。なお、金属アルコキシドとしては、酸化リンと酸化ケイ素との複合酸化物である酸化ケイ素-リン酸ガラスをP31-MASNMRで分析した際に得られるオルトリン酸のピークの出現値と、前記複合酸化物ガラスをP31-MASNMRで分析した際に得られる最大ピークの出現値との差である化学シフトが-25ppm以内となる金属元素を構成元素とするものが選定される。【選択図】図4
請求項(抜粋):
リンと、リン以外の金属元素と、Oと、Hとを構成元素として含有する複合酸化物からなり、前記Hがイオンとして離脱および移動することに伴ってプロトン伝導性を示すプロトン伝導体であって、 前記金属元素は、酸化リンと酸化ケイ素との複合酸化物である酸化ケイ素-リン酸ガラスをP31-MASNMRで分析した際に得られるオルトリン酸のピークの出現値と、前記複合酸化物をP31-MASNMRで分析した際に得られる最大ピークの出現値との差である化学シフトが-25ppm以内となるものであることを特徴とするプロトン伝導体。
IPC (2件):
H01B1/06 ,  H01B13/00
FI (2件):
H01B1/06 A ,  H01B13/00 Z
Fターム (13件):
5G301CA02 ,  5G301CA19 ,  5G301CA25 ,  5G301CA28 ,  5G301CD01 ,  5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026BB06 ,  5H026BB08 ,  5H026BB10 ,  5H026EE01 ,  5H026EE13 ,  5H026HH00
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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