特許
J-GLOBAL ID:200903080086493070

薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三反崎 泰司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-323386
公開番号(公開出願番号):特開2001-143221
出願日: 1999年11月12日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 磁極幅を縮小化した場合においても、磁極幅の正確な制御を可能にすると共に、十分なオーバーライト特性が得られる薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法を提供する。【解決手段】 上部磁極15における、中間部15bと記録媒体の記録トラック幅を規定する先端部15aとの連結部は、スロートハイトTHを規定する際の基準位置となるスロートハイトゼロ位置(TH0位置)よりもエアベアリング面20に近い側に位置する。中間部15bのうち、少なくとも、スロートハイトゼロ位置(TH0位置)と先端部15aの後端部との間の部分は、先端部15aの幅W1より大きい幅W2を有する。中間部15bの存在により、先端部15aに流入する磁束の飽和現象を回避できる。
請求項(抜粋):
記録媒体に対向する記録媒体対向面側の一部に、ギャップ層を介して対向する2つの磁極を含む、互いに磁気的に連結された2つの磁性層と、前記2つの磁性層の間に絶縁層を介して配設された薄膜コイルとを有する薄膜磁気ヘッドであって、前記2つの磁性層のうち一方の磁性層は、前記記録媒体対向面から、この面と離れる長さ方向に延在すると共に、記録媒体の記録トラック幅を規定する一定幅を有する第1の磁性層部分と、前記第1の磁性層部分における前記記録媒体対向面から遠い側の後端部において、前記第1の磁性層部分と磁気的に連結する第2の磁性層部分とを含み、前記第1の磁性層部分と前記第2の磁性層部分との連結部は、前記絶縁層の前記記録媒体対向面に近い側の前端縁よりも、前記記録媒体対向面に近い側に位置し、前記第2の磁性層部分のうち、少なくとも、前記絶縁層の前端縁と前記第1の磁性層部分の後端部との間の部分は、前記第1の磁性層部分の幅よりも大きい幅を有することを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
FI (2件):
G11B 5/31 D ,  G11B 5/31 A
Fターム (9件):
5D033AA02 ,  5D033AA03 ,  5D033BA08 ,  5D033BA13 ,  5D033BA36 ,  5D033BA41 ,  5D033DA02 ,  5D033DA08 ,  5D033DA31
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平2-015407
  • 特開昭63-039110
  • 薄膜磁気ヘツド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-183791   出願人:日本ビクター株式会社
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