特許
J-GLOBAL ID:200903080093278827

エンジンの二次バランサ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-274066
公開番号(公開出願番号):特開2005-036872
出願日: 2003年07月14日
公開日(公表日): 2005年02月10日
要約:
【課題】バランサハウジングを構成して相互に結合される上および下ハウジング間に、クランクシャフトと平行な軸線を有するとともに相互に連動、連結された一対のバランサ軸が回転自在に支承され、両バランサ軸の一方の端部に固定された被動輪に、クランクシャフトからの回転動力を伝達する無端状の伝動帯が巻き掛けられるようにした二次バランサ装置において、バランサハウジングおよび両バランサ軸間を潤滑しつつ、油圧式テンショナー側で必要な油圧を安定的に確保する。【解決手段】バランサハウジング41には、上および下ハウジング42,43と両バランサ軸44,45との間にオイルを導く潤滑油路68が、クランクケースに設けられたオイル供給路にオリフィスを介して通じるようにして設けられるとともに、油圧式テンショナー49にオイルを導くテンショナー用油路71が、オリフィスよりも上流側でオイル供給路に通じるようにして設けられる。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
クランクケース(14)に結合されるとともにオイルパン(16)内に収容されるバランサハウジング(41)が、相互に結合される上および下ハウジング(42,43)で構成され、クランクシャフト(11)と平行な軸線を有するとともに相互に連動、連結された一対のバランサ軸(44,45)が前記上および下ハウジング(42,43)間で回転自在に支承され、両バランサ軸(44,45)の一方(44)の端部に固定された被動輪(46)に、前記クランクシャフト(11)からの回転動力を伝達する無端状の伝動帯(47)が巻き掛けられ、該伝動帯(47)に張力を付与するための油圧式テンショナー(49)のテンショナーボディ(50)が前記バランサハウジング(41)に取付けられるエンジンの二次バランサ装置において、前記バランサハウジング(41)には、前記上および下ハウジング(42,43)と前記両バランサ軸(44,45)との間にオイルを導く潤滑油路(68)が、前記クランクケース(14)に設けられたオイル供給路(70)にオリフィス(69)を介して通じるようにして設けられるとともに、前記油圧式テンショナー(49)にオイルを導くテンショナー用油路(71)が、前記オリフィス(69)よりも上流側で前記オイル供給路(70)に通じるようにして設けられることを特徴とするエンジンの二次バランサ装置。
IPC (5件):
F16F15/26 ,  F01M1/06 ,  F01M9/10 ,  F02B67/06 ,  F16H7/08
FI (5件):
F16F15/26 L ,  F01M1/06 L ,  F01M9/10 M ,  F02B67/06 A ,  F16H7/08 B
Fターム (9件):
3G013BC06 ,  3G013BD41 ,  3G013CA05 ,  3J049AA08 ,  3J049BA03 ,  3J049BB02 ,  3J049BB17 ,  3J049BB23 ,  3J049CA01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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