電子吸引性基および電子供与性基を有するモノマー、それを用いた共重合体、ならびにプロトン伝導膜

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：白井重隆
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-099523
公開番号（公開出願番号）：特開2002-293889
出願日： 2001年03月30日
公開日（公表日）： 2002年10月09日
要約：

【要約】【課題】機械的性質を損なうスルホン酸量の導入上限量を容易に制御でき、得られるスルホン化されたポリマーは、広範囲の温度領域にわたって高いプロトン伝導性を有し、機械的強度に優れ、温水中およびメタノール水溶液中での膨潤が抑制され、耐久性に優れるプロトン伝導性の伝導膜が得られる、電子吸引性基および電子供与性基を有するモノマーとこれから得られる共重合体を提供する。【解決手段】下記一般式(1)で表される、電子吸引性基および電子供与性基を有するモノマー、このモノマーと屈曲性構造を主鎖中に有する他の芳香族化合物を共重合してなる共重合体、これをスルホン化したスルホン化ポリマー、このスルホン化ポリマーからなるプロトン伝導膜。【化1】(式中、Yはヨウ素原子、塩素原子または臭素原子、Xは電子吸引性基、Bは電子供与性基、Zは特定の構造を有するアリール基、またはナフチル基などの1価の縮合環炭化水素基を示す。〕

請求項（抜粋）：

下記一般式(1)で表される、電子吸引性基および電子供与性基を有するモノマー。【化1】〔式中、Yはヨウ素原子、塩素原子または臭素原子、Xは電子吸引性基、Bは電子供与性基、Zは下記一般式(2-1)で表される基、下記一般式(2-2)で表される基、または1価の縮合環炭化水素基を示す。〕【化2】〔式中、Dは電子供与性基または単結合を示し、R26,R27は水素原子、アルキル基またはアリール基、qは1または2の整数を示す。〕

IPC (8件)：

C08G 61/00 , C07C 49/84 , C08J 5/22 CEZ , C08J 5/22 101 , H01B 1/06 , H01M 8/02 , C07C 45/64 , C08L 65:00

FI (8件)：

C08G 61/00 , C07C 49/84 G , C08J 5/22 CEZ , C08J 5/22 101 , H01B 1/06 A , H01M 8/02 P , C07C 45/64 , C08L 65:00

Fターム (25件)：

4F071AA69 , 4F071AA81 , 4F071AH15 , 4F071FA05 , 4F071FB01 , 4F071FC01 , 4F071FD02 , 4H006AA01 , 4H006AB46 , 4H006AC43 , 4H006GN03 , 4H006GP06 , 4J032CA04 , 4J032CA14 , 4J032CB01 , 4J032CB04 , 4J032CD02 , 4J032CF03 , 4J032CG01 , 5G301CD01 , 5G301CE01 , 5H026AA06 , 5H026CX05 , 5H026EE18 , 5H026HH00

引用特許：

審査官引用 (2件)

ポリフェニレンの成形体及びその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-310222 出願人：三菱化成株式会社
ポリアリーレン系共重合体およびプロトン伝導膜
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-094465 出願人：ジェイエスアール株式会社

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