特許
J-GLOBAL ID:200903080113581610
含油排水の処理設備
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
塚本 大三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-055589
公開番号(公開出願番号):特開平9-220589
出願日: 1996年02月19日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【目的】 従来調理場等の排水中の油脂分はグリーストラップで浮上分離され、固化した後に人手によって除去されていた。また好気性バクテリアによる分解処理も行われていたが、気温が低くなるとバクテリアの活性がにぶり、堆積した油脂が嫌気性バクテリアによる分解ガスによって悪臭を発するという欠点がある。従来またこれを改善した設備も提示されているが、複雑で大型という欠点があるのでこれを改善する。【構成】 バクテリアが増殖、活性化するに最適な気温その他の条件を完備したバクテリア活性槽を設け、そこで増殖活性化したバクテリアの濃厚な水溶液をグリーストラップに送るようにし、更にそれに必要な装置機器の大部分を1つの容器内に収容し、かつすべての運転を自動化した。
請求項(抜粋):
仕切板によって複数個の区画に区分されており、入口が調理場等の排水源に接続し、出口が浄化槽等の排水処理設備に接続し、排水中に含有されている油脂分を浮上分離するグリーストラップと、容器及び該容器内に収納された下記(a) 〜(k) の機器からなるバクテリア活性化装置と、曝気ブロワー及び該ブロワーに接続し、前記グリーストラップ内に設置されている散気管からなるグリーストラップ用曝気装置と、各装置機器間を連結する配管とから構成される含油排水の処理設備。(a) 前記容器下部に設置され、バクテリアを含有した水が収納されているバクテリア活性化槽。(b) 前記バクテリア活性化槽の上に設置されているバクテリア収納容器。(c) その吸込み口が前記バクテリア収納容器に連結され、吐出し口が前記バクテリア活性化槽に連結しているバクテリア添加ポンプ。(d) 前記バクテリア活性化槽の上に設置されている中和剤収納容器。(e) その吸込み口が前記中和剤収納容器に連結され、吐出し口が前記バクテリア活性化槽に連結している中和剤添加ポンプ。(f) 前記バクテリア活性化槽のバクテリア含有水中に設置され、吐出し口が前記グリーストラップに接続しているバクテリア含有水供給ポンプ。(g) 前記バクテリア活性化槽の上に設置されており、吐出し口が前記バクテリア活性化槽中に設置されている開口に連結されている曝気用エアポンプ。(h) 前記バクテリア活性化槽に連結している水道水供給配管中に設けられている電磁弁。(i) 前記バクテリア活性化槽のバクテリア含有水中に設置されている加熱器。(j) 前記バクテリア活性化槽のバクテリア含有水の上限部と下限部とにそれぞれ設置されているレベルスイッチ。(k) 前記バクテリア活性化装置の運転を制御する自動制御盤。
IPC (3件):
C02F 3/12 ZAB
, C02F 3/12
, C02F 3/20 ZAB
FI (3件):
C02F 3/12 ZAB H
, C02F 3/12 V
, C02F 3/20 ZAB Z
引用特許:
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