特許
J-GLOBAL ID:200903080149787614

遊星歯車機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-348410
公開番号(公開出願番号):特開平10-184820
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 遊星歯車機構のリングギヤに自動調芯機能を持たせるとともに、リングギヤの拘束時にも前記自動調芯機能が失われないようにする。【解決手段】 リングギヤ支持部材47をインプットシャフト1の外周にボールベアリング49を介して半径方向移動不能に支持し、車両の後進時にリバースブレーキ11でケーシング32に結合する。インプットシャフト1に支持したプラネタリキャリヤ431 ,432 に設けたアウターピニオン45は、リングギヤ支持部材47に半径方向移動自在に支持したリングギヤ46に噛合する。リングギヤ支持部材47をリバースブレーキ11で拘束しても、リングギヤ46はアウターピニオン45から受ける反力で自動調芯され、リングギヤ46及びアウターピニオン45間の噛合状態が良好になって騒音や振動の発生が防止される。
請求項(抜粋):
軸部材(1,48)と、軸部材(1,48)と一体に回転するサンギヤ(42)と、軸部材(1,48)に相対回転自在且つ半径方向移動不能に支持されたプラネタリキャリヤ(431 ,432 )と、プラネタリキャリヤ(431 ,432 )に回転自在に支持されてサンギヤ(42)に噛合するピニオン(44,45)と、ピニオン(44,45)に噛合するリングギヤ(46)と、リングギヤ(46)を軸部材(1,48)に対して相対回転自在に支持するリングギヤ支持部材(47)と、リングギヤ支持部材(47)を回転不能に固定することによりリングギヤ(46)の回転を拘束するブレーキ手段(11)と、を備えた遊星歯車機構において、リングギヤ支持部材(47)を軸部材(1,48)に半径方向移動不能に支持するとともに、リングギヤ(46)をリングギヤ支持部材(47)に半径方向移動自在に支持したことを特徴とする遊星歯車機構。
IPC (2件):
F16H 3/44 ,  F16H 1/28
FI (2件):
F16H 3/44 Z ,  F16H 1/28
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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