特許
J-GLOBAL ID:200903080166769123

接木装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河宮 治 ,  石野 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-025810
公開番号(公開出願番号):特開2005-211046
出願日: 2004年02月02日
公開日(公表日): 2005年08月11日
要約:
【課題】 種々の品種の接木苗を、高い接木成功率でもって、比較的小規模で、迅速、能率的かつ安価に製造することができる接木装置を提供する。【解決手段】 接木装置1には、回転テーブル3とチャック開閉カム4とチャック昇降カム5とを備えたインデックステーブル2が設けられている。インデックステーブル2のまわりには、ワークセットステーション11と、ワークカットステーション12と、接着剤塗布ステーション13と、硬化剤塗布ステーション14と、接着剤硬化ステーション15と、ワーク取出しステーション16とが設けられている。台木7及び穂木9が、人手を介して、連続的にワークセットステーション11に投入される。この後、台木7及び穂木9は、回転テーブル3の間欠的な回転に伴って、順次、各ステーション12〜15を経て、自動的に接合されて接木苗となり、ワーク取出しステーション16から取り出される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
台木と穂木を、略同軸状に互いに接合して接木苗を製造する接木装置であって、 開閉により台木を非クランプ状態又はクランプ状態とすることができる台木チャックと、開閉により穂木を非クランプ状態又はクランプ状態とすることができかつ上下方向に変位することができる穂木チャックとを有するチャックセットが、互いに一定の中心角を隔てて円周方向に複数配置され、上記中心角と同一の回転角で間欠的に回転する回転テーブルと、 各チャックセットと係合して、その台木チャック及び穂木チャックを開状態にする大径カム面と、閉状態にする小径カム面とを有するチャック開閉カムと、 穂木チャックと係合して、該穂木チャックを上側位置に位置決めする上位カム面と、下側位置に位置決めする下位カム面とを有するチャック昇降カムとを備えているインデックステーブルが設けられていて、 回転テーブル停止時において各チャックセットと係合する位置に、回転テーブル回転方向にみて、順に、台木及び穂木をそれぞれ台木チャック及び穂木チャックにセットするワークセット装置と、台木上端部と穂木下端部の間隔が一定となるように台木及び穂木をカットするワークカット装置と、台木上端部と穂木下端部を接合するワーク接合装置と、台木と穂木が接合されてなる接木苗をチャックセットから取り出すワーク取出し装置とが設けられ、回転テーブル停止時にワークセット装置とワークカット装置とワーク接合装置とワーク取出し装置が、それぞれ対応する台木、穂木又は接木苗に対する動作を行い、 チャック開閉カムが、回転テーブル回転方向にみて前側位置と後側位置との間で回動することができるようになっていて、大径カム面が、前側位置においてはワークセット装置に対応するチャックセットのみと係合し、後側位置においてはワーク取出し装置に対応するチャックセットのみと係合するように形成され、 チャック昇降カムが、回転テーブル円周方向にみて、ワークセット装置に対応する部位からワークカット装置に対応する部位にかけて上位カム面を備えるように形成されていることを特徴とする接木装置。
IPC (1件):
A01G1/06
FI (2件):
A01G1/06 C ,  A01G1/06 D
引用特許:
出願人引用 (2件)

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