特許
J-GLOBAL ID:200903080184462710

高張力亜鉛系めっき鋼板のスポット溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-398907
公開番号(公開出願番号):特開2003-200269
出願日: 2001年12月28日
公開日(公表日): 2003年07月15日
要約:
【要約】【課 題】 高張力亜鉛系めっき鋼板のスポット溶接部割れを防止し、高品質溶接部を形成できる高張力亜鉛系めっき鋼板のスポット溶接方法を提案する。【解決手段】 高張力亜鉛系めっき鋼板をスポット溶接するにあたり、所望のナゲット径d以上で、かつ溶融残厚が0.05mm以上であるナゲットを安定して形成できる、適正電流範囲ΔIが1.0 kA以上、好ましくは2.0kA 以上となるように、通電時間、溶接電流等の溶接条件を調整して2段通電によるスポット溶接で溶接する。第1段通電の通電時間は2サイクル以上6サイクル以下、第2段通電の通電時間を第1段の通電時間の1倍以上5倍以下とし、第2段通電の溶接電流を、第1段通電の溶接電流の0.3 倍以上0.9 倍以下とすることが好ましい。
請求項(抜粋):
高張力亜鉛系めっき鋼板をスポット溶接するにあたり、形成されるナゲットが、下記(1)式で定義される所望のナゲット径d以上で、かつ溶融残厚が0.05mm以上であるナゲットとなるように、溶接条件を調整して、2段通電とするスポット溶接で溶接することを特徴とする高張力亜鉛系めっき鋼板のスポット溶接方法。記d=k√t .........(1)ここで、d:所望のナゲット径(mm)k:係数;3〜6の間で施工条件に合わせて選択される係数t:鋼板板厚(mm)
IPC (4件):
B23K 11/11 540 ,  B23K 11/16 101 ,  B23K 11/24 394 ,  B23K103:04
FI (4件):
B23K 11/11 540 ,  B23K 11/16 101 ,  B23K 11/24 394 ,  B23K103:04
Fターム (1件):
4E065EA06
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (2件)
  • 現代溶接技術体系<<第8巻>>, 1980, p.27-28
  • 溶接規格ハンドブック, 1994, 新版, p.341-348
審査官引用 (2件)
  • 現代溶接技術体系<<第8巻>>, 19800123, p.27-28
  • 溶接規格ハンドブック, 1994, 新版, p.341-348

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