特許
J-GLOBAL ID:200903080213169989

エンジンの失火検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富澤 孝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-002636
公開番号(公開出願番号):特開2000-205035
出願日: 1999年01月08日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 クランクシャフトの角速度の変動に基づき失火を判定し、点火時期の違いに応じて失火を判定するものにおいて、失火の検出精度を向上させること。【解決手段】 電子制御装置(ECU)30は、エンジン1の各気筒#1〜#6の点火時期を制御する。ECU30は、30°CA毎にセンサ24で検出される角速度に基づいてその30°CA毎の所要時間を算出する。ECU30は、算出される所要時間に基づき各気筒#1〜#6の燃焼行程に対応する回転変動量を算出し、今回と今回以前に算出される二つの回転変動量の偏差を所定の失火判定値と比較することにより失火を判定する。ここで、ECU30は、各気筒#1〜#6の燃焼行程における所要時間の極大値及び極小値の差を回転変動量として算出すると共に、所要時間の極小値の算出時期を点火時期の遅角値に応じて補正する。
請求項(抜粋):
点火時期が制御される複数気筒を有するエンジンのクランクシャフトの角速度を所定の回転角度毎に検出するための角速度検出手段と、前記所定の回転角度毎に検出される角速度に基づいて前記各気筒の燃焼行程に対応する回転変動量を算出するための回転変動量算出手段と、今回算出される回転変動量と今回以前に算出された回転変動量との偏差を所定の判定値と比較することにより前記各気筒の燃焼行程に対応する失火を判定するための失火判定手段とを備えたエンジンの失火検出装置において、前記回転変動量算出手段は、前記各気筒の燃焼行程において異なる二つの時期に検出される角速度の差を回転変動量として算出することと、前記異なる二つの角速度が検出される時期の少なくとも一方を前記制御される点火時期の違いに応じて補正するための時期補正手段とを備えたことを特徴とするエンジンの失火検出装置。
Fターム (13件):
3G084AA03 ,  3G084BA17 ,  3G084EA05 ,  3G084EA07 ,  3G084EA11 ,  3G084EB22 ,  3G084EB26 ,  3G084EC01 ,  3G084EC03 ,  3G084FA24 ,  3G084FA34 ,  3G084FA38 ,  3G084FA39
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-116246
  • 内燃機関の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-260450   出願人:日産自動車株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-116246
  • 内燃機関の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-260450   出願人:日産自動車株式会社

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