特許
J-GLOBAL ID:200903080237889109

エンジンの可変動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-256776
公開番号(公開出願番号):特開2004-092567
出願日: 2002年09月02日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】エンジンの大型化を抑制しつつ、進角用給油通路、遅角用給油通路を形成することが可能なエンジンの可変動弁装置を提供することを目的とする。【解決手段】油圧式の位相可変機構が、カムシャフト駆動部材に連結されるケーシング部材と、カムシャフトに連結される回転部材と、ケーシング部材と回転部材との間に形成される進角室と、遅角室とから構成され、進角室と油圧源とを連通する進角用給油通路と遅角室と油圧源とを連通する遅角用給油通路の内、一方の通路がシリンダヘッド1とカムホルダ6との接合面に溝状に形成される一方、他方の通路がカムホルダ6とカムキャツプ7との間の接合面に溝状に形成される。従って、進角用給油通路と遅角用給油通路とが各々異なる接合面に形成されるため、同一面に形成される通路数の増加を抑制でき、カムシャフト2、3の軸受部を構成する部品の幅を抑えることができ、エンジン全長を抑えることができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
吸気バルブまたは排気バルブを駆動するカムシャフトと、 該カムシャフトの一端側に設けられ、クランクシャフトの回転に同期して上記カムシャフトを回転させるカムシャフト駆動部材と、 上記カムシャフトと上記カムシャフト駆動部材との間の位相を変化させ、上記吸気バルブまたは排気バルブの開閉時期を進角側または遅角側に変更する油圧式の位相可変機構とを備え、 該位相可変機構は、上記カムシャフト駆動部材に連結されてカムシャフト駆動部材と一体的に回転するケーシング部材と、 該ケーシング部材内に勘合されるとともに、上記カムシャフトに連結されてカムシャフトと一体的に回転する回転部材と、 上記ケーシング部材と上記回転部材との間に形成され、油圧の増大に伴って上記回転部材を吸気バルブまたは排気バルブの開閉時期が進角側になるように回転させる進角室と、 上記ケーシング部材と上記回転部材との間に形成され、油圧の増大に伴って上記回転部材を吸気バルブまたは排気バルブの開閉時期が遅角側になるように回転させる遅角室とを備えてなるエンジンの可変動弁装置において、 上記カムシャフトは、シリンダヘッド上部に設けられるカムホルダと、該カムホルダ上部に設けられるカムキャップとの間において軸支されるとともに、 上記シリンダヘッドには、上記位相可変機構における進角室と油圧源とを連通する進角用給油通路及び上記位相可変機構における遅角室と油圧源とを連通する遅角用給油通路が形成され、かつ 該進角用給油通路及び遅角用給油通路の内、一方の通路の一部が上記シリンダヘッドと上記カムホルダとの接合面に溝状に形成される一方、他方の通路の一部が上記カムホルダと上記カムキャツプとの間の接合面に溝状に形成されることを特徴とするエンジンの可変動弁装置。
IPC (4件):
F01L1/34 ,  F01M1/06 ,  F01M9/10 ,  F02F1/24
FI (6件):
F01L1/34 E ,  F01M1/06 K ,  F01M9/10 D ,  F01M9/10 K ,  F02F1/24 G ,  F02F1/24 R
Fターム (27件):
3G013AA06 ,  3G013AA07 ,  3G013BA06 ,  3G013BB14 ,  3G013BC12 ,  3G013BC20 ,  3G013BD38 ,  3G018AA05 ,  3G018AB02 ,  3G018AB04 ,  3G018BA10 ,  3G018BA33 ,  3G018DA52 ,  3G018DA73 ,  3G018DA83 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA02 ,  3G018GA14 ,  3G018GA23 ,  3G024AA18 ,  3G024AA19 ,  3G024BA23 ,  3G024DA06 ,  3G024DA10 ,  3G024DA17 ,  3G024FA07
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 弁開閉時期制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-074823   出願人:アイシン精機株式会社
  • 内燃機関の潤滑装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-041490   出願人:日産自動車株式会社

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