特許
J-GLOBAL ID:200903080293039690

油圧サーボ式材料試験機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河▲崎▼ 眞樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-302569
公開番号(公開出願番号):特開2003-106966
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2003年04月09日
要約:
【要約】【課題】 安定した制御を行うことができ、かつ、目標値応答および外乱応答の双方を最適化することができ、しかもその最適化のために必要なフィードバックループの各定数を自動的に設定することのできる油圧-サーボ式材料試験機を提供する。【解決手段】 フィードバックループ内の調節部52を、目標値入力および検出値に対してそれぞれ比例動作と微分動作を実行する2つの部分52a,52bから構成し、両者の重みを独立に付与する手段を備えるとともに、試験片TPを装着し、かつ、オープンループ状態でステップ入力を供給したときの応答を記憶し、その記憶内容と、試験片TPを含む負荷機構のモデルとしてM(s)=Re-LS /sf(s)[ただしf(s);時定数Tを含む非積分性の有理関数、L;遅れ時間]を用いて系を同定し、あらかじめ記憶している複数の特性についての最適な定数の組み合わせから、該当のものを検索してこれらの値を自動的に設定する設定手段を設ける。
請求項(抜粋):
油圧駆動型の負荷機構を制御するためのフィードバックループを備えてなる油圧-サーボ式材料試験機において、上記フィードバックループ内の調節部が、比例動作と微分動作を目標値に対して実行する部分と検出値に対して実行する部分とから構成され、かつ、これら2つの部分の重みを独立して付与する手段を備えているとともに、試験片を装着し、かつ、オープンループ状態でステップ入力を供給したときの応答を記憶する応答記憶手段と、その記憶内容から、試験片を含む負荷機構のモデルとして下記の(1)式を用いて系を同定する演算手段と、その同定結果に基づき、あらかじめ上記モデルを用いて計算して記憶している複数の特性についての最適な比例ゲイン、微分時間および上記重みの値の組み合わせのうち、該当のものを検索し、その検索結果に基づいて上記調節部の比例ゲイン、微分時間および上記重みを自動的に設定する設定手段を備えていることを特徴とする油圧-サーボ式材料試験機。M(s)=Re-LS /sf(s) ・・・・(1)ただし、f(s);時定数Tを含む非積分性の有理関数L;遅れ時間
Fターム (5件):
2G061AA01 ,  2G061DA03 ,  2G061EA02 ,  2G061EA03 ,  2G061EB05
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • PIDコントローラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-246034   出願人:山武ハネウエル株式会社

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