特許
J-GLOBAL ID:200903080320271524

金属ガラスからなるバルク状のFe基焼結合金軟磁性材料及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-374553
公開番号(公開出願番号):特開2004-204296
出願日: 2002年12月25日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】高密度の焼結材で同組成の急冷リボン材と同等以上の磁気特性を得ることは非常に困難であった。【構成】Fe-Co-Ga-P-C-B系又はFe-Ga-P-C-B-Si系のガスアトマイズ法で作製した粒径の比較的大きなほぼ真球状の金属ガラス合金粒子を結晶化開始温度以下で、200MPa以上の圧力をかけた状態で焼結することによって、高密度であるとともに、焼結したままの状態において金属ガラス単相組織を有し、かつ磁気ヘッドやトランス又はモータのコアなどに適用できる優れた軟磁気特性を有し、高い比抵抗を有する金属ガラスからなるバルク状のFe基焼結金属軟磁性材料を提供する。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
噴霧法によって得られた粒径が30μm以上125μm以下の球状金属ガラス合金粒子が焼結されてなる相対密度が99.0%以上である金属ガラス相の高密度焼結体からなり、かつ焼結のままで3800(μmax)以上の透磁率と19(A/m)以下の保磁力(Hc)を持つFe基合金軟磁性材料であって、該球状金属ガラス合金粒子は、組成が原子%で、Co:4〜15%,Ga:0.5〜10%,P:7〜15%,C:3〜7%,B:3〜7%,Fe:残部であり、ΔTx=Tx-Tg(ただし、Txは結晶化開始温度、Tgはガラス遷移温度を示す。)の式で表される過冷却液体の温度間隔ΔTxが25K以上を有し、かつTg/Tl(ただし、Tgはガラス遷移温度、Tlは液相線温度を示す。)の式で表される換算ガラス化温度が0.59以上であることを特徴とする金属ガラスからなるバルク状のFe基焼結合金軟磁性材料。
IPC (5件):
C22C45/02 ,  B22F3/14 ,  B22F9/08 ,  C22C33/02 ,  H01F1/22
FI (6件):
C22C45/02 A ,  B22F3/14 101B ,  B22F9/08 A ,  B22F9/08 M ,  C22C33/02 E ,  H01F1/22
Fターム (19件):
4K017AA04 ,  4K017BA06 ,  4K017BB06 ,  4K017EB00 ,  4K018AA24 ,  4K018BA16 ,  4K018BB04 ,  4K018BC11 ,  4K018DA23 ,  4K018KA43 ,  5E041AA11 ,  5E041BD01 ,  5E041CA02 ,  5E041CA04 ,  5E041CA05 ,  5E041NN01 ,  5E041NN12 ,  5E041NN14 ,  5E041NN18
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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