特許
J-GLOBAL ID:200903080340462822

加圧ダイカスト方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 保夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-111666
公開番号(公開出願番号):特開2000-312958
出願日: 2000年04月13日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 金属流入状態が改良され、流体力学的に安定化した溶湯流れによるダイカスト金型への充填が行われ、鋳造品の結晶化は、流入噴射を飛び散らせることなく追加圧縮圧力下で行われることを可能とする加圧ダイカスト方法および装置を提供する。【解決手段】 水平注湯室と注湯ピストンを備え、真空中で行われる加圧ダイカストであって、溶湯が、金型へ入り込む前に加速され、金型の湯口に達する前又は遅くとも達した時に加圧される加圧ダイカスト方法において、溶湯が加速前に円筒形にされ、その状態で流体力学的に安定化され、温度平均化及び均等な圧力分布が達成され、ダイカスト金型への充填後に、結晶化しつつある鋳造品には、特別にそのために形成された溶湯が追加供給され、鋳造品は適切な追加圧縮圧力によって形成される。本発明による加圧ダイカスト方法を実行する装置は、溶湯を円筒形にし、これを注湯室に沿って加速し、結晶化しつつある金属を金型内で圧縮するために、注湯室が逆圧ピストン及び圧縮ピストンを備えている。
請求項(抜粋):
真空下で鋳造品を製造するための加圧ダイカスト方法であり、水平な注湯室と注湯ピストンとを備え、溶湯が金型内へ入り込む前に加速され、金型の湯口へ達する前又は遅くとも達した時に加圧される加圧ダイカスト方法において、a)前記加速に先立って、溶湯が円筒形にされ、その状態で流体力学的に安定化され、該円筒形の体積において温度の平均化及び圧力の均等分布が行われること;b)ダイカスト金型が充填された後又はダイカスト金型が充填されている間、金型内の結晶化しつつある金属に、そのために特別に形成された溶湯体積が追加供給されること;及びc)鋳造品が特定の追加圧縮圧力下で形成されることを特徴とする加圧ダイカスト方法。
IPC (3件):
B22D 17/02 ,  B22D 17/14 ,  B22D 17/32
FI (3件):
B22D 17/02 B ,  B22D 17/14 ,  B22D 17/32 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭55-019489
  • 特開昭54-161535
  • ダイカスト鋳造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-062428   出願人:日立金属株式会社

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