特許
J-GLOBAL ID:200903080355214043

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-365036
公開番号(公開出願番号):特開2001-182677
出願日: 1999年12月22日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】 スクロール型圧縮機の大型化及び製造原価上昇を招くことなく、簡便な手段にて吐出弁を固定する。【解決手段】 吐出弁117aを旋回スクロール112の端板部112bと軸受116との間に挟まれた状態で端板部112bに固定する。これにより、吐出弁117aをボルトにて端板部112bに固定する場合に比べて、端板部112bの厚みを薄くすることができるので、スクロール型圧縮機の大型化及び製造原価上昇を招くことなく、簡便な手段にて吐出弁117aを端板部112aに固定することができる。延いては、デットボリュームを縮小させることができるので、スクロール型圧縮機の効率を向上させることができる。
請求項(抜粋):
渦巻き状のスクロール歯部(111a、112a)と前記スクロール歯部(111a、112a)が形成された端板部(111b、112b)とを有する固定スクロール(111)及び旋回スクロール(112)を備え、前記旋回スクロール(112)を前記固定スクロール(111)に対して旋回させることにより流体を吸入圧縮する作動室(V)の体積を拡大縮小させて、前記旋回スクロール(112)の端板部(112b)に形成された吐出孔(112c)から圧縮された流体を吐出するスクロール圧縮機構(Cp)を具備するスクロール型圧縮であって、前記旋回スクロール(112)を回転軸に対して旋回駆動するとともに、長手方向端部に前記回転軸に対して偏心したクランク部(115a)を有するシャフト(115)と、前記旋回スクロール(112)を前記クランク部(115a)に対して回転可能に連結する軸受(116)と、前記吐出孔(112c)を開閉するとともに、前記作動室(V)から吐出した流体が前記作動室(V)内に逆流することを防止するリード弁状の吐出弁(117a)とを具備し、前記旋回スクロール(112)のうち前記端板部(112b)を挟んで前記作動室(V)と反対側には、内部に前記軸受(116)を収納する軸受ボックス部(112d)が形成されており、さらに、前記吐出弁(117a)は、前記旋回スクロール(112)の端板部(112b)と前記軸受(116)との間に挟まれた状態で前記旋回スクロール(112)の端板部(112b)に固定されていることを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
FI (2件):
F04C 18/02 311 V ,  F04C 18/02 311 P
Fターム (10件):
3H039AA02 ,  3H039AA04 ,  3H039AA12 ,  3H039BB08 ,  3H039CC02 ,  3H039CC03 ,  3H039CC09 ,  3H039CC13 ,  3H039CC29 ,  3H039CC30
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • スクロール型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-049608   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-190045   出願人:三洋電機株式会社
  • スクロール型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-071599   出願人:株式会社豊田自動織機製作所

前のページに戻る