特許
J-GLOBAL ID:200903080355713562

内燃機関の触媒劣化診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-269882
公開番号(公開出願番号):特開平8-128317
出願日: 1994年11月02日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】触媒が充分に活性化される以前に該触媒の劣化を判断することを可能とし、より高精度な触媒の劣化診断が行えるようにすること。【構成】触媒の上流側と下流側とにそれぞれ酸素センサを設け、これらの酸素センサの出力及び該排気温度と吸入空気流量とに基づいて機関始動時からの排気総熱量を演算し(S5)、機関始動時からの排気総熱量が所定排気総熱量に達した場合(S8)には、上流側酸素センサにおけるリーン・リッチが反転してから反転するまでの上流側経過時間と、下流側酸素センサにおけるリーン・リッチが反転してから反転するまでの下流側経過時間との比率(S7)が低下しない場合は三元触媒が劣化している(S12)として、触媒の劣化診断を行うようにした。
請求項(抜粋):
機関の排気通路に設けられた排気浄化触媒と、該排気浄化触媒の上流側の排気中の酸素濃度に感応して出力値が変化する上流側酸素センサと、該排気浄化触媒の下流側の排気中の酸素濃度に感応して出力値が変化する下流側酸素センサと、前記上流側酸素センサ及び下流側酸素センサそれぞれの出力に基づいて機関吸入混合気の空燃比を目標空燃比に近づける方向に機関への燃料供給量をフィードバック制御する空燃比フィードバック制御手段と、を備えてなる内燃機関において、機関始動時からの排気総熱量を演算する総熱量演算手段と、上流側酸素センサにおけるリーン・リッチが反転してから反転するまでの上流側経過時間と、下流側酸素センサにおけるリーン・リッチが反転してから反転するまでの下流側経過時間との比率を演算する経過時間比率演算手段と、前記総熱量演算手段で演算された機関始動時からの排気総熱量と、経過時間比率演算手段により演算されたリーン・リッチが反転してから反転するまでの上流側経過時間と下流側経過時間の比率とに基づいて、前記排気浄化触媒の劣化を診断する触媒劣化診断手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の触媒劣化診断装置。
IPC (4件):
F01N 3/20 ZAB ,  F01N 3/24 ZAB ,  F02B 77/08 ZAB ,  F02D 41/14 310
引用特許:
審査官引用 (2件)

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