特許
J-GLOBAL ID:200903080385813162

重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-157084
公開番号(公開出願番号):特開平10-001511
出願日: 1996年06月18日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 品質の優れたメタクリル系重合体を高い生産性で製造する方法を提供する。【解決手段】 メチルメタクリレート単独またはメチルメタクリレートとアルキルアクリレートとの単量体混合物をメタノールを溶媒とした溶液重合法により連続重合し、得られた重合反応生成物を複数のベント口を有する押出機に直接供給し、ベント口から揮発分を除去しながら重合体を連続的に製造する。
請求項(抜粋):
(1)メチルメタクリレート単独またはメチルメタクリレート75重量%以上とアルキルアクリレート25重量%以下からなる単量体混合物71〜95重量部と、溶媒としてのメタノール29〜5重量部との混合物に対し、重合温度での半減期が0.6〜60分であるラジカル重合開始剤を0.1〜160mmol/l、連鎖移動剤を0.1〜370mmol/l共存させ、1基または2基が直列に接続された重合反応槽からなる重合反応器において、100〜180°Cの重合温度で単量体転化率が55〜93mol%となるよう該メチルメタクリレート単独または該単量体混合物の連続重合反応を均一溶液状態で行い、(2)該重合反応器から抜き出された重合反応生成物を130〜270°Cの温度で、バレル温度170〜270°Cに設定した複数のベント口を有する押出機に直接供給し、その際該押出機の第一ベントから揮発分の大部分を分離回収し、さらにベント部圧力1〜400mmHgに設定した他の少なくとも1つ以上の下流側のベントで残りの揮発分を除去し押し出すことにより製造された、残存揮発分含量が1重量%以下であり、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定した重量平均分子量が8万〜20万の範囲であり、かつ熱分解率が3.0重量%以下であることを特徴とする重合体の製造方法。
IPC (4件):
C08F 6/10 ,  C08F 2/00 ,  C08F 2/06 ,  C08F 20/14
FI (4件):
C08F 6/10 ,  C08F 2/00 H ,  C08F 2/06 ,  C08F 20/14
引用特許:
審査官引用 (4件)
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