特許
J-GLOBAL ID:200903080403684820

血管内壁の付着物質の分析システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-331737
公開番号(公開出願番号):特開2002-136469
出願日: 2000年10月31日
公開日(公表日): 2002年05月14日
要約:
【要約】【課題】 血管の内壁に付着した物質を分析することができるシステムを提供する。【解決手段】 分析システムは、内視鏡10(案内装置)と、ラマン分析装置40とを備えている。内視鏡10の挿入部12が血管に挿入される。内視鏡10には、グリップ11(本体部)の鉗子口パイプ18から挿入部12の先端の窓に至るチャンネル10aが形成されている。このチャンネル10aにラマン分析装置40の挿入ケーブル54が挿入される。挿入ケーブル54には、1本の励起用光ファイバ60と多数本の受光用光ファイバの束70Aとが収容されている。励起用光ファイバ60の基端は、励起光源42に接続され、受光用光ファイバ束70Aの基端は、分光器41に接続されている。光源42からの励起光が励起用光ファイバ60を経て上記窓から出射され、血管内壁の付着物質に当たってラマン散乱する。この散乱光が、上記窓に入射し受光用光ファイバ束70Aを経て分光器41によってスペクトル解析され、ひいては上記付着物質が分析される。
請求項(抜粋):
案内装置とラマン分析装置とを備え、上記案内装置が、本体部と、この本体部から延び、先端に窓が形成されたフレキシブルな挿入部と、これら本体部及び挿入部を通り、上記窓に至るチャンネルとを有し、上記挿入部が血管に挿入できるようになっており、上記ラマン分析装置が、上記チャンネルに挿入され、先端が上記窓に臨むフレキシブルな挿入ケーブルと、この挿入ケーブルに収容された励起用光ファイバ及び受光用光ファイバと、上記励起用光ファイバの基端に接続された光源と、上記受光用光ファイバの基端に接続された分光器とを有し、上記光源からの励起光が、上記励起用光ファイバを経て上記窓から出射され、上記血管の内壁の付着物質に当たってラマン散乱し、この散乱光が、上記窓に入射し上記受光用光ファイバを経て上記分光器によってスペクトル解析され、ひいては上記付着物質が分析されることを特徴とする血管内壁の付着物質の分析システム。
IPC (3件):
A61B 1/00 300 ,  A61B 10/00 ,  G01N 21/65
FI (3件):
A61B 1/00 300 D ,  A61B 10/00 E ,  G01N 21/65
Fターム (16件):
2G043AA04 ,  2G043BA16 ,  2G043EA03 ,  2G043HA01 ,  2G043HA05 ,  2G043JA01 ,  2G043JA02 ,  2G043JA03 ,  2G043KA09 ,  4C061AA22 ,  4C061BB02 ,  4C061CC07 ,  4C061DD04 ,  4C061FF46 ,  4C061NN01 ,  4C061QQ04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平3-500373
  • 内視鏡分光装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-057991   出願人:オリンパス光学工業株式会社

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