特許
J-GLOBAL ID:200903080417195563

改善された電気伝導率及び高い強度をもつアルミニウム合金複合材料並びに製法及び使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-556656
公開番号(公開出願番号):特表2003-528280
出願日: 2001年01月25日
公開日(公表日): 2003年09月24日
要約:
【要約】アルミニウム合金の複合材料は、より高い強度のアルミニウム合金のコア材料層及び、コア材料より高い電気伝導率をもつ少なくとも1枚のクラッドアルミニウム合金材料層を含む。クラッド層はコアに隣接して配置され、複合体はろう付けが特別なフラックス材料で、制御された雰囲気下で実施される時に、熱交換機において具体的に適用するようになっている。コア材料は50%IACS未満の電気伝導率をもち、クラッド層は50%IACSを超える電気伝導率をもつ。クラッド層はコア層の片表面または両表面上にあることができる。クラッド層の厚さは、1枚または複数のクラッド層が使用されるかに応じて、複合体全体の厚さの約2.5と40%の間にあることができる。クラッド層はまた、増加した腐食抵抗性のために、コア層よりも負圧の腐食電位をもつ。
請求項(抜粋):
a)向かい合うコア表面をもち、99重量%未満のアルミニウム及び1重量%を超える1種以上の金属元素をもつ第1のアルミニウム合金材料から形成されるコア層(ここで、1種以上の金属元素が溶液中または溶液外にあり、第1のアルミニウム合金材料が103.4MPaを超える引っ張り強さをもつように第1のアルミニウム合金材料の強度を増強し、そして50%IACS未満の電気伝導率をもつ)、及びb)向かい合う表面をもつ少なくとも1枚のクラッド(ここで、向かい合う表面の片方が、向かい合うコア表面の片面に隣接し、他方の向かい合う表面の少なくとも一部がもう1種のアルミニウム部品との溶融のために露出され、少なくとも1枚のクラッド層が、第2のアルミニウム合金材料が103.4MPa未満の引っ張り強さをもつように、1重量%未満の1種以上の金属元素をもち、溶液中にあり、第2のアルミニウム合金材料の腐食電位がコア層の第1のアルミニウム合金材料の腐食電位より少なくとも20mV負圧であるように腐食電位負圧度を増加する、0から2.5重量%までの他の金属元素をもち、そして50%IACSを超える電気伝導率をもつ第2のアルミニウム合金材料から形成される)、を含んで成るアルミニウム合金複合体。
IPC (2件):
F28F 19/06 ,  F28F 21/08
FI (2件):
F28F 19/06 C ,  F28F 21/08 A
引用特許:
審査官引用 (8件)
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