特許
J-GLOBAL ID:200903080423911149

菌糸体含有培地からの有用成分の抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-289557
公開番号(公開出願番号):特開平9-234086
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【解決手段】 バガスを基材とする固体培地上に担子菌類を接種し、次いで菌糸体を増殖して得られる菌糸体を含む固体培地を圧搾し、搾汁液(i)を得ると共に、搾汁液(i)が分離された菌糸体を含む固体残渣成分に、水および菌糸体細胞壁溶解酵素を添加して30〜60°Cに保ちながら攪拌して菌糸体細胞壁を溶解させ、次いで、95°Cまでの温度に加熱し上記酵素を失活させるとともに滅菌して細胞壁溶解生成物含有液(ii)を得ることを特徴とする菌糸体含有培地からの有用成分の抽出方法。【効果】 菌糸体含有培地からの有用成分を短時間に高収率で得ることができる。β-グルカンなどを高濃度で含み、抗腫瘍効果に優れた抽出液が得られる。前記搾汁液成分には、菌糸体の代謝成分と共に、サイトカイニン様物質などが高濃度に含まれ、透明で、ドリンク剤、植物ホルモン剤、化粧品原料等への利用が期待できる。
請求項(抜粋):
バガスを基材とする固体培地上に担子菌類を接種し、次いで菌糸体を増殖して得られる菌糸体を含む固体培地を圧搾し、搾汁液(i)を得ると共に、搾汁液(i)が分離された菌糸体を含む固体残渣成分に、水および酵素を添加して30〜60°Cに保ちながら攪拌して菌糸体細胞壁を溶解させ、次いで、95°Cまでの温度に加熱し上記酵素を失活させるとともに滅菌して細胞壁溶解生成物含有液(ii)を得ることを特徴とする菌糸体含有培地からの有用成分の抽出方法。
IPC (6件):
C12P 1/00 ,  A23L 1/28 ,  C07G 17/00 ,  C12N 1/06 ,  C12N 1/14 ,  A61K 35/70 ADU
FI (6件):
C12P 1/00 A ,  A23L 1/28 Z ,  C07G 17/00 C ,  C12N 1/06 ,  C12N 1/14 Z ,  A61K 35/70 ADU
引用特許:
審査官引用 (3件)

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