特許
J-GLOBAL ID:200903080430937323

OFDM受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-340023
公開番号(公開出願番号):特開2000-165343
出願日: 1998年11月30日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】【課題】 回路規模の増大を抑えつつ、FFT処理後のデータ復調や同期再生における演算精度の劣化を抑制して、受信同期性能劣化を生じないようにする。【解決手段】 ディジタル放送の伝送路上でアナログTV信号の同一あるいは隣接チャンネル妨害が存在する環境下では、FFT回路107の出力振幅にアナログTV信号の映像及び音声キャリア付近でピークが現れる。このとき、FFT回路107の入力でAGC制御を行うと、FFT処理出力の振幅レベルが映像及び音声キャリア付近以外で小さくなってしまう。そこで、レベル制御回路108により、データキャリアの平均振幅を検出し、その平均振幅が所定の値となるようにデータキャリアの振幅を制御することで、チャンネル妨害等があってもFFT回路107の出力においてデータキャリアの信号レベルを所定レベルに維持し、データ復調回路109や第2同期再生回路112での演算精度を確保する。
請求項(抜粋):
OFDM(直交周波数分割多重)変調信号を受信し、その平均電力を所定レベルに維持する受信手段と、この手段で得られたOFDM変調信号を直交検波して複素ベースバンド信号に変換する直交検波手段と、この手段の出力のキャリア周波数誤差を補正する周波数変換手段と、この手段の出力を離散フーリエ変換により時間領域から周波数領域へ変換する離散フーリエ変換手段と、この離散フーリエ変換手段の出力振幅を検出し、この振幅検出結果が所定のレベルとなるように前記離散フーリエ変換手段の出力の振幅レベルを制御する振幅レベル制御手段と、この振幅レベル制御手段の出力から各サブキャリアに伝送されているシンボルデータを復調するデータ復調手段と、前記振幅レベル制御手段の出力からキャリアの周波数誤差を検出し、その誤差検出結果を前記周波数変換手段にフィードバックしてキャリア周波数誤差の補正に供する周波数誤差検出手段とを具備することを特徴とするOFDM受信装置。
Fターム (6件):
5K022DD01 ,  5K022DD19 ,  5K022DD33 ,  5K022DD34 ,  5K022DD42 ,  5K022DD43
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 自動等化器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-028680   出願人:三菱電機株式会社

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