特許
J-GLOBAL ID:200903080448812153

アクチュエータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-077014
公開番号(公開出願番号):特開平11-268692
出願日: 1998年03月25日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 故障の判定において、従来技術では誤作動を回避するため、検出感度を低目に設定していたので、迅速な故障検出ができない問題があった。【解決手段】 モデル11によるアクチュエータ位置信号12と実機の作動位置13とを比較して、その偏差信号16が所定のスレショルド17を超え、しかも電流リミッタの電流信号15の絶対値が非作動領域18であれば、一定のタイムディレイの後に故障信号10を出力するもの。
請求項(抜粋):
モータ及び減速機によって作動位置が変化するアクチュエータと、該アクチュエータの実作動位置を検出し、該実作動位置を示すフィードバック信号を出力するフィードバック回路と、該フィードバック信号と目標位置を示す指令値信号とを加算して両信号の差に対応する偏差信号を出力する加算器、及び該加算器からの偏差信号に応じて前記アクチュエータの作動位置を調整し得る前記モータを含む前向き回路と、前記モータを駆動するためのモータドライバ及び前記モータの電流を制御する電流リミッタと、を備えた航空機等の舵面アクチュエータの制御システムであって、前記アクチュエータ、前記前向き回路及び前記フィードバック回路による制御特性に基づいて前記指令値から近似計算してアクチュエータモデルにおける近似アクチュエータ位置を計算する演算回路と、前記アクチュエータのアクチュエータ実作動位置と、前記近似アクチュエータ計算位置と、を比較し、位置の差異が所定の閾値を超えたとき、もし前記モータドライバの前記電流リミッタの電流値が非作動領域であるか否かを判定する判定手段と、非作動領域であれば故障が発生したことを示す故障信号出力手段を作動せしめ、また、もし前記モータドライバの前記リミッタの電流値が作動領域であれば故障信号を出力しないように判定手段を作動せしめ得る前記判定手段及び前記故障検出手段を備えてなるアクチュエータ制御装置。
IPC (2件):
B64C 13/00 ,  G05D 3/00
FI (2件):
B64C 13/00 B ,  G05D 3/00 X
引用特許:
出願人引用 (8件)
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