特許
J-GLOBAL ID:200903080458194660

点字認識システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香山 秀幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-200070
公開番号(公開出願番号):特開平10-049683
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、凸点抽出画像または凹点抽出画像の傾きを正確に補正でき、点字の認識精度の向上が図れる点字認識システムを提供することを目的とする。【解決手段】 傾き補正手段は、第1の凸点抽出画像に対してハフ変換を行なうことにより、各凸点を通りかつ上記画像メモリの所定基準方向に対する角度が予め定められた複数の角度をそれぞれ有する直線の、上記画像メモリの所定の原点位置からの距離をそれぞれ求める手段、上記各角度ごとに、得られた直線の上記原点位置からの距離に対する直線数の度数分布を求める手段、上記各角度ごとに、度数が所定数以上の度数の総和を算出する手段、上記各角度ごとに算出された度数の総和のうち、最大のものに対応する角度を第1の凸点抽出画像の傾き角であるとして特定する手段、および特定された傾きに基づいて、第1の凸点抽出画像の傾きを補正する手段を備えている。
請求項(抜粋):
点字文書の表面に斜め方向から光を照射し、その反射光を受光することにより、濃淡画像を得る撮像手段、上記濃淡画像に基づいて、上記点字文書の表面上の凸点が抽出された第1の凸点抽出画像を生成して画像メモリに格納する凸点抽出画像生成手段、上記第1の凸点抽出画像の傾きを補正して、第2の凸点抽出画像を生成する傾き補正手段、および上記第2の凸点抽出画像に基づいて、上記点字文書の表面上の各点字を構成する凸点を認識し、認識結果に応じた点字コードを生成する点字コード生成手段を備えており、上記傾き補正手段は、上記第1の凸点抽出画像に対してハフ変換を行なうことにより、各凸点を通りかつ上記画像メモリの所定基準方向に対する角度が予め定められた複数の角度をそれぞれ有する直線の、上記画像メモリの所定の原点位置からの距離をそれぞれ求める手段、上記各角度ごとに、得られた直線の上記原点位置からの距離に対する直線数の度数分布を求める手段、上記各角度ごとに、度数が所定数以上の度数の総和を算出する手段、上記各角度ごとに算出された度数の総和のうち、最大のものに対応する角度を上記第1の凸点抽出画像の傾き角であるとして特定する手段、および特定された傾きに基づいて、上記第1の凸点抽出画像の傾きを補正する手段を備えている点字認識システム。
IPC (3件):
G06T 7/60 ,  G06T 1/00 ,  G09B 21/00
FI (3件):
G06F 15/70 350 H ,  G09B 21/00 Z ,  G06F 15/62 380
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 点字読取装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-055239   出願人:株式会社リコー
  • 点字認識システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-152853   出願人:三洋電機株式会社
  • 点字複写装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-009887   出願人:三洋電機株式会社
全件表示

前のページに戻る